橋本環奈(26)のNHK連続テレビ小説『おむすび』。次週(3月24日~)で最終週を迎える同作だが、3月17日からの第24週では、橋本演じる主人公・米田結の娘・花(新津ちせ/14)の描き方が物議を醸すことに……。
『おむすび』は、橋本演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいくという“平成青春グラフィティ”作品。物語は令和を迎え、第24週からは2023年12月が舞台となっている。
【以下、『おむすび』のネタバレを含みます】
主人公・結の娘・花は2023年時点で、中学生でプロサッカー選手を目指す女の子。8歳の時点で地元のサッカーチームに所属していること、19年10月には10歳以下の大阪代表に選ばれたことが、セリフのみで説明されてきた。
第24週では、そんな花が練習中に左足を負傷してしまい、治療のために結が務める病院を訪れる、という展開となっている。
しかし、花はそんな将来有望なサッカー選手でありながら、ドラマ内では彼女がサッカーをやっている直接的なシーンはこれまで1度も描かれていないのだ。そのため、
《花ちゃんのサッカーシーンゼロ。で、いきなり怪我しても全く実感湧かん。別に橋本環奈のスケジュール関係なくサッカーシーン撮れたやろ。なんか全体にやる気なさが満載だよ「おむすび」》
《足怪我でどんだけシリアスモードかと思ったら、あぁこの子サッカーの代表?とかだっけ?全くサッカーシーン出てこないから全く伝わらないわ》
《サッカーやってるシーンがないのに怪我しちゃったよ… せめて怪我するシーンとかあればリアリティあるのにな》
といったツッコミが殺到することに。
「これまでも『おむすび』には、“強いダイジェスト感”が指摘され、厳しい評価を受けてきました。今回ツッコミの声が殺到している花に限らず、重要と思えるところが描かれずにナレーションや登場人物による解説だけで終わることが多かった。こうなってしまった原因のひとつには、主演の橋本さんのスケジュール問題も影響しているのでは、と言われていますよね」(テレビ誌編集者)
橋本は昨年3月末に『おむすび』がクランクインしてからも、舞台『千と千尋の神隠し』の公演で4月から5月末までイギリス・ロンドンに行ったり、同年10月頃からは映画を2本撮影したりと、あまりにも多忙すぎて『おむすび』の収録に参加できない期間があった。