川口春奈(30)主演、SixTONES・松村北斗(29)共演の連続ドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系/土曜よる10時)が、3月22日に最終回(第10話)を迎えようというタイミングで、松村ファンから悲鳴があがっている。
同ドラマは、現実主義の弁護士・小山瀬奈(川口)と、理想主義の新人弁護士・真戸原優(松村)が、さまざまな恋愛トラブル裁判に挑んでいく、明るくてちょっと切ない物語。リーガルラブストーリーをうたい、当初はキュン要素が多かったが、後半は毒親大集合状態となってしまった。
15日放送の第9話は、理由も言わずに去っていった真戸原にショックを受けた瀬奈は、8年前に宇井(田中圭/40)が去っていったときと同じように、部屋へ閉じこもってしまう。瀬奈を気遣って、翠(板谷由夏/49)は瀬奈に在宅で仕事をするよう告げると、そこに突然、職場に真戸原の実母・ケイ(浅田美代子/69)が姿をあらわす。
一方、真戸原は、家出した義母・有紀(八木亜希子/59)を彼女の実家まで追いかけ、有紀の苦しみに気づけなかったことを謝る。そんな中、真戸原の親友・安田(戸塚純貴/32)が瀬奈の家を訪ね、真戸原が去っていったのは、ケイのことが原因で、このままだと瀬奈を困らせるだけで幸せにできないと思ったからだと説明し……という展開。
とにかく登場人物の行動がすべて不可解で、物語が崩壊状態。X上はツッコミ多数で、松村北斗が見られればと我慢していたファンからも、《登場人物にもストーリーにもイライラして観てるのがしんどい。松村北斗が出ているとはいえ、何度途中で観るのをやめようと思ったことか。周囲が恋愛に干渉しすぎ》などと悲鳴があがっている。
その原因の多くは、理不尽すぎる母親たちだ。過干渉で「瀬奈ちゃんは◯◯だから」と行動を制限しまくる瀬奈の母・祥子(瀬戸朝香/48)に、人格が破綻している真戸原の実母ケイ。2人の評判が悪いうえ、頼みの綱の真戸原の義母である有紀も家出したあげく、そのまま家には帰らないと言い出した。また、母親ではないが、上司として瀬奈と真戸原を気遣い、まともに見えた小鳥遊翠も、真戸原の父親の和夫(光石研/63)に未練タラタラだったことが発覚した。