橋本環奈(26)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』が最終盤に入ったが、視聴率も視聴者からの評価も、ともに盛り返せない状況が続いている。
同ドラマは、平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。第24週「家族って何なん?」(3月17日~21日)の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は、11%台と12%台を行ったり来たり。20日放送の119回は10.7%まで下げ、週平均の最低を更新しそうだ。また、X上の視聴者の反響も、冷めた声が増えている。
そんな第24週は、2023年、結は病院の管理栄養士となって9年目。夫・翔也(佐野勇斗/26)は一人前の理容師になり、娘・花(新津ちせ/14)は中学生に。姉・歩(仲里依紗/35)は配信動画でギャルマインドの伝道師と呼ばれるようになり、一躍人気者に。そんな折、結の病院に栄養失調の少女・田原詩(大島美優/15)が入院してくる。
ある日、愛子(麻生久美子/46)が結と歩に、聖人(北村有起哉/50)と一緒に糸島へ移住したいと打ち明ける。結は佳代(宮崎美子/66)の体調を気にするが、愛子は元気だと言う。そのことで歩に助言をもらった愛子は、聖人が機嫌が良いときに、どさくさにまぎれて移住のことを言ってみるが、聖人は聞く耳を持たず作戦は失敗し……という展開。
一時は、Xの“反省会”ハッシュタグだけでなく、全体的に厳しい言葉が多かったが、最近はツッコみ疲れたのか、《今週も結は、患者さんの話も聞かずに家族が悲しむだの、「食べり」一本槍だの、成長も変化も無し》《これまで米田家の話で何度も語られてきた、他人を助けることによって家族が疎かになっていくという話なのか》などと冷静な声が多くなっている。