橋本環奈(26)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』は今週金曜日、3月28日に最終回を迎える。25日放送回を含めてあと4話だが、この最終盤でも新キャラが登場するという着地点が見えにくい展開に、多くの視聴者から不満の声が寄せられている――。
『おむすび』は、橋本演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいくという“平成青春グラフィティ”作品。物語は令和を迎え、最終週でついに今年2025年に突入する。
3月24日放送回では、結の所属する大阪新淀川記念病院のNST(栄養サポートチーム)と新人外科医の井上(井上拓哉/29)との対立、“新理事長”の方針によるNSTの活動休止危機が描かれた。
井上は「東京の大学病院からスカウトされてきた新理事長の秘蔵っ子」というキャラクター。ステージ3の大腸がんを患っていて、食事面は結が担当している患者・丸尾(細川岳/32)の手術を予定しているが、井上は態度が横柄で結たちの申し出をまともに取り合おうとしないことから、NSTと関係が悪い。
しかも、井上と揉めた直後にNSTは武田事務局長(山田裕/50)から、「決定事項」として活動休止を言い渡される。理由は新理事長による“コロナ禍を経てのスタッフ減を受けて、チーム医療を見直したい”というものだが、まるで圧力がかかったとしか思えないタイミングでの通達だった。
そのほかにも多くの出来事が描かれた最終週初回の『おむすび』に、ドラマ終了直後に放送される情報番組『あさイチ』では、MCの博多華丸・大吉の博多華丸(53)が「山積みですけどもね、問題が」とコメント。
博多大吉(54)は「最後の家は大阪なのか神戸なのかをじっくりも見たいところではございますが、時間がないので……」と、結の両親である愛子(麻生久美子/46)と聖人(北村有起哉/50)が神戸から福岡・糸島へ移住したことを受けて、結はどうするのかにも触れた。