「コロナ禍が発生してから5年が経過しました。感染状況は一段落したものの、ワクチンの“副作用”を訴える声が増えているんです」(医療ジャーナリスト)

 新潟大学医学部名誉教授で、『コロナワクチン後の世界を生きる 薬害の現実と私たちにできること』(花伝社)を上梓した岡田正彦氏が解説する。

「新たに開発されたレプリコンワクチンは、メディアで危険性が報じられたこともあり、実際に接種した人数は、さほど多くない。問題となっているのは、それ以前から存在する2つのmRNAワクチン全種です」

 コロナ禍では、政府や自治体がワクチン接種を推奨したこともあり、国民の多くがモデルナ社やファイザー社のワクチンを接種した。それが今も深刻な副作用を引き起こしているというのだから、穏やかではない。

「副作用のメカニズムについては、いくつかの新たな理論があります。ワクチンを接種すると、スパイクタンパク質が体内で作られる。

 ワクチンの開発者は、このスパイクタンパク質が重要だと主張するんですが、mRNAワクチンによって過剰に作られることで、問題が引き起こされるんです」(岡田氏=以下同)

 体内の免疫細胞は、「異物がいる。ウイルスかもしれないぞ」と判断すると、さまざまな細胞に対して攻撃を仕掛けてくるという。

「例えば血液中の血小板が破壊されると、脳出血などが起きやすくなる。また、血圧を安定させる酵素が阻害され、高血圧や、立ったときに心拍数が大きく上がり、めまいやふらつきが起こる体位性頻脈症候群になることがあります」