広瀬すず(26)主演の連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系/金曜午後10時)の、3月28日に放送される最終回(第10話)に向けて、視聴者の間で考察が過熱している。

 同ドラマは、浅見理都氏による同名コミック(講談社)が原作。時代を超えた2つの事件に巻き込まれた、親子の“愛と運命”が交錯する究極のヒューマンクライムサスペンス。弁護士・鳴川徹(間宮啓行/66)が自身の罪を告白するも、東加賀山事件には関与しておらず、赤沢京子(西田尚美/55)の黒幕説が強まっている。

 21日放送の第9話は、心麦(広瀬)は弁護士・松風(松山ケンイチ/39)、鳴川とともに、父・春生(リリー・フランキー/61)が遺した手紙に書かれた最後の人物・廣島育美(池谷のぶえ/53)のもとへ。数年前に脳梗塞で倒れ、認知の症状が出ていた育美は、心麦に「オカちゃん、歌ちゃんは元気?」と問いかけた。

 京子の旧姓が“吉丘”であり、かつて林川歌だった心麦と母子であるという真実に近づいていく。そんな中、鳴川は警察の取調室で、ラーメン屋台の店主・染田(酒井敏也/65)を殺害し、阿波山産婦人科に放火したことを自白。それは、鳴川が遠藤力郎(酒向芳/66)を冤罪に導いた過去を隠すためで……という展開。

 少々、強引なネタバラシだったこともあって、X上では、《鳴川弁護士が次々殺人を犯した動機がわからない。冤罪がバレたら娘のキャリアに傷がつく? 実の父が殺人犯だった方が致命的だと思うが?》《たまたま事件当日に林川家に赤ん坊と来ただけで、何でその子が歌で母親が京子となるのか、さっぱりわからない》など、困惑する声が多い。