■ジュニアの活躍の場が減ってしまった

 今回の『WiNK UP』に加え、『ポポロ』(麻布台出版社)、『POTATO』(ワン・パブリッシング)、『DUeT』(集英社)、『Myojo』(集英社)はかつて“ジャニーズ5大雑誌”として、ファンから重宝されていた。

 しかし、『ポポロ』は「諸般の事情」により、2024年7月22日発売の9月号をもって休刊に。月刊誌『POTATO』も、今年3月22日発売号から奇数月の隔月発行にリニューアルされたばかり。そこに来て、今回の『WiNK UP』休刊である。 

 誌面インタビューやランキング企画など、ジュニアが活躍できる貴重な場が減ってしまったこと、また近年では雑誌の休刊は珍しい話ではないため、

《まだ新しいKEY TO LIT、ACEes、B&ZAI(※3組とも2月結成のジュニア内新ユニット)の活躍の場が減った悔しさでいっぱいです…》
《ドル誌なくなるって普通にジュニアの仕事減るってことだよな……》
《ドル誌の休刊。今回の休刊に関しては個人的に小さなジュニアたちがちょっと気の毒かな。。(学生の子たちかな)良くも悪くも活動は随分制限されるようになった。まぁ、これはドル誌に限らないし普通の社会でも色々あるんだけど難しいね。。》
《休刊で1番ダメージ受けるのJr.じゃないかな…と思う。デ組は他の雑誌に出る機会とかそもそも雑誌以外のお仕事もある程度あると思うけど、入ったばっかりのJrのお披露目とか、現場とかメディア露出ない期間とかに担当見られるお仕事だったと思うから…》
《ドル誌がなくなっていくことで露出の少ない駆け出しジュニアたちのパーソナルを知る機会が減ってしまうというのはかなり痛い》
《紙媒体ってどんどん減ってるからなぁ。Myojoも大丈夫かしら》

 といった声が多く寄せられているのだ。

「マネジメントがSTARTO社の新体制に移行してから、ジュニアは既存グループが解体・再編成されたり、そのタイミングでジュニアの公式YouTubeチャンネルもリニューアルのために2月12日を最後に動画更新が休止となったりと、ファンが不安になるような出来事も続いていました。そして、今度はアイドル誌の休刊と。

 現在はSNSが充実しているし、ジュニアが活躍する歌番組『Star Song Special』(Amazon Prime Video)が2月から順次配信されるなど新たな活躍の場も増えてはいます。

 それでも1つの歴史が終わってしまったような寂しさはありますし、雑誌インタビュー特有のわちゃわちゃ感が楽しめる機会が減るというのも、ファンにとっては残念ですよね……」(前出の女性誌編集者)

 1988年の創刊から37年の歴史に幕を下ろす『WiNK UP』。時代の変化は著しい――。