■『月曜から夜ふかし』の驚異的コア視聴率
3月28日、歌手の中孝介容疑者(44)が東京・品川区の銭湯で男性にわいせつな行為をしたとして警視庁に不同意性交容疑で現行犯逮捕された。
中容疑者の所属事務所は、《弊社といたしましては、本件に関する報道を認識しておりますが、現在、本人との連絡が取れておらず、事実関係の確認を進めている状況です。確認が取れ次第、速やかにお知らせいたしますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます》とコメントしている。
「これで『サンサーラ』は使いにくくなるでしょうから、『月曜から夜ふかし』にしてみれば“ダブルショック”といったところではないでしょうか。
現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していますが、『月曜から夜ふかし』は22時台という深い時間帯の番組にもかかわらずとんでもないコア視聴率を取っている。今回の不祥事は日テレとしてもかなりの痛手でしょう」(制作会社関係者)
たとえば、2月24日の『月曜から夜ふかし』のコア視聴率は5.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、同日同時間帯放送のドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)は1.3%。『月曜から夜ふかし』の数字がいかに高いかがよくわかる。
「5.1%は、2月24日から3月2日までの1週間の全局全番組の中でも上位。1位は2月24日の『ザ・イロモネア』(TBS系)の復活特番でコア7.3%。2位は3月2日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の6.5%。そして3位が『月曜から夜ふかし』でした。『イロモネア』と『イッテQ!』はゴールデン帯の番組ですが、『月曜から夜ふかし』はプライム帯でこの数字ですから驚異的。本当に多くの若年層の視聴者が同番組を見ているんです。
深夜時代の2012年4月から13年にわたって続く長寿番組ですが、マツコさんと村上さんのタッグで今でも大人気。これだけ人気があるのは、番組自体が面白いからというのが最大の理由ですが、その高いクオリティを保ち続けている総合演出の古立善之氏の手腕も高く評価されていますよね」(前同)