3月15日に門脇麦(30)主演、田中圭(38)が準主役を務める連続ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)が最終回を迎える。同作は“元天才バイオリニストの市役所職員・初音(門脇)が変人マエストロ・朝陽(田中圭)と出会ったことで地元のポンコツ交響楽団(オーケストラ)を再生させていく”という物語だ。
3月8日放送の第9話では次期市長を狙う本宮議員(津田健次郎)の妨害工作、“チケットを改ざんして客にコンサートの開催時刻を誤認させる”のせいで、楽団が“全席満員にする”というノルマをクリアできず解散の危機を迎えるも、演奏が高く評価されて首の皮が一枚つながる様子が描かれた。
しかし、同時に朝陽がライバル楽団に移籍するのを匂わせるような描写もあり、まったく目が離せない状況だ。
「『リバーサルオーケストラ』は序盤こそ注目度は低めでしたが、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の全面協力による本格的なオーケストラ描写、それに負けず劣らず素晴らしい門脇さんのバイオリンや田中さんの指揮者の演技から人気が上昇。
高視聴率とは言えないものの、現在、テレビ各局が最重視している13~49歳のコア視聴率は3%弱と及第点の数字を取っています。コア視聴率で見ると、同時間帯の裏番組である連続ドラマ『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)の3倍を獲得しています」(制作会社関係者)
『リバーサルオーケストラ』は、『オリコンドラマ満足度』(100ポイント満点)では第4話(2月1日放送)までは68ポイントで9位だったのが、第5話(2月8日放送)で人気急上昇し3位(88ポイント)に浮上。その後も第7話(2月22日放送)が4位(88ポイント)と、好成績を残している。