■上がった好感度が裏目に出たか

 江頭は番組放送中に永野が泣いてしまっていたことを知らず、水中チャレンジ中にスタジオに向けて永野のエールを求めていたことも『エガちゃんねる』の動画内で明かされた。その後、江頭はADに永野への言動を必死で止められたことから、「何か起きてるのかな」と状況を察したという。

 そして、放送後に寄せられていた「“暴走”は台本通りだったのでは」という擁護意見には「台本あったら笑えないよ! ふざけんな!」と全否定。今回の騒動の責任は「全部、俺」「同じ過ちをずっとやっている頭の痛い人なんだよね。すみません」とも語った。

 そうして謝罪した江頭だが、

《江頭ってキモい芸でおもんないし見たくないけどなんか裏では良い事やってる風だったから、ギリ見たるかって感じだったけど、今回ので完全無理になった》
《江頭別におもんないけどいい人って印象だったけど 何十年もやってる芸風なのに相手の顔色見て対応できなくて泣かせて慌てるとことか 炎上したから深刻な謝罪動画(そこでは芸人魂見せないんだ)出す感じとか無理》
《江頭が平常運転のはずなのに叩かれたのは可哀想だけどYouTubeでいい人路線みたいなのをクローズアップしすぎてたのでもうそういうのやらないんだろうなと思ってた》
《江頭さんを”いい人”と消費し続けてきた人たちが、本来の暴走芸を披露した瞬間アップデートしろだのなんだの、流石にグロテスクだなと思ってしまう》

 といった厳しい声、分析する声がいまだ多く寄せられていて、炎上が収まる気配はない。

「江頭さんの芸風はコンプライアンスが緩かった時代でさえ毎回のように問題となり、“出禁”となった番組も数知れないですが、今はもう令和ですからね……。 

 そしてSNSの声にもありますが、江頭さんが“実はいい人”だというのが周知されてしまったことも、今回の炎上に影響しているところがありそうです」(ワイドショー関係者)

 かつて江頭は「抱かれたくない男No.1」とも言われていたが、近年ではSNSで多くの“いい人エピソード”が拡散され、世間が抱くイメージも変わりつつあった。

 さらに2020年に開設した『エガちゃんねる』での誠実な姿なども注目され、YouTuber芸人としての地位を確立。今年3月末発表の『好きなYouTuberランキング』(オリコン調べ)では3年連続で2位となっている。

 また、好感度のバロメーターの1つに “CMキャラクター起用”があるが、江頭はアルバイト求人サイト『ギガバイト』初のテレビCM(3月6日~)に起用されるなど、最近ではCMの仕事も増えていて、“好感度が高いタレント”と化していたところがある。

「本来であれば、人柄が評価されて人気につながるのは良いことです。しかし、好感度が高いと、ちょっとしたトラブルでファン、視聴者は“裏切られた”と感じて、一気にそのタレントを“嫌悪の対象”に変えてしまうんですよね。

 たとえばアンジャッシュ渡部建さん(52)は20年6月に“多目的トイレ不倫”をやらかして一気に好感度を失いました。騒動前、渡部さんは『王様のブランチ』(TBS系)のMCを務めるなど、好感度は抜群に高かった。だからこその“急降下”でしたよね。

 今回の場合、江頭さんはあくまでも求められた仕事をしただけではあるのですが、渡部さんと同じパターンで、好感度の高さが裏目に出てしまったところはありそうですね」(前同)

 昨今のバラエティ番組では、あえてタレントの好感度を下げるという企画もある。今の芸能界では、好感度の高さは“諸刃の剣”と言えそうだ。