■1月に中居氏問題が報じられた際にも……

 第三者委員会の調査結果も、それを受けての会見も、『news zero』の放送と同じ31日のこと。そのため櫻井のコメントが薄口なのはある程度やむを得ない部分もあるかもしれないが――ワイドショー関係者はこう指摘する。

「この問題に旧ジャニーズ事務所の先輩である中居さんが当事者として深く関与しているのに彼の名前を出さなかったこと、そして『news zero』で最初に報じられた70日前にも同様の取り扱いをしたことから、より櫻井さんに対する目が厳しくなっている感じですね」

『news zero』では1月20日に中居氏のトラブルを取り上げ、そこでは中居氏の冠番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の打ち切りや、フジテレビの企業CM差し替えの動きについて番組トップで報じた。 

 同日に出演していた櫻井は、被害女性やフジテレビで働く人へのケアに言及した一方で、中居氏の名前を出すことはなく、彼の行為や番組降板にも言及することはなかった。これにより、視聴者からは批判的な意見が多数寄せられてしまったのだ。

 また、23年にジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発した際にも、似た出来事があった。

 23年5月14日夜、当時のジャニーズ事務所社長だった藤島ジュリー景子氏(58)が、動画と文書でイギリス公共放送・BBCの報道を受けての見解を発表。翌15日の『news zero』でも同問題を取り上げたものの、この話題に入るタイミングで櫻井は画面から姿を消し、当時MCだった有働由美子(56)だけで進行することとなり、“身内だからコメントできないのか”など、やはり批判が殺到してしまった。

「もちろん番組側の方針もあったとは思われますが、櫻井さんにとって“身内”であるジャニー氏の問題や、今年1月時点での中居さんの報道の際に中居さんに忖度したようなコメントだったことから、“旧ジャニーズが絡む問題には強いコメントができない”という印象がついてしまいましたよね。

 そして今回でも、やはり中居氏の名前すら口にしなかったことから、視聴者からは厳しい声が寄せられてしまっているのでしょう」(前同)

 ここにきて、厳しい評価がされている“キャスター櫻井”。忖度なしの、彼の思いがこもったコメントを聞ける日は来るだろうか――。