女性トラブル騒動で今年1月、芸能界を引退した中居正広氏(52)に関する一連の問題を巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた件について3月31日、フジが設置した第三者委員会による報告書が公表された。

 第三者委員会は、中居氏と被害者である元フジテレビアナウンサー・Aさんの双方にヒアリングを実施。中居氏とAさんの間ではすでに示談契約が締結されており、どちらも守秘義務を負っているが、女性側からは「全面解除に応じる」という話があったものの、中居氏側からは守秘義務解除の拒否の姿勢が示されたという。

 そのうえで第三者委員会は、守秘義務を負う前のAさんがフジテレビ関係者に訴えた被害申告や心身の症状、中居氏とのショートメールのやり取り、関係者へのヒアリング、客観資料などから、中居氏の“性暴力”を認定した。消化器内科入院中、Aさんには「頻回なフラッシュバック」「自傷行為」「発熱、痛み、蕁麻疹、光過敏」などがあったという。

 そんななかXでは、報告書が公開されたのと同期時から「#中居くんを守りたい」「#中居くんを救いたい」と、中居氏を擁護するかのようなハッシュタグが拡散されているのだ。

 そこには、

《中居くんはファンを裏切ることは絶対にしません》
《全部が全部中居くんが悪いの?》
《私は中居君が大好きです。 中居君への想いが私の誇りです》
《守秘義務を解除した女性側だけの発言で断定したの?中居くん、本当に不利です。守秘義務を解除すべきだったのではないの》
《何があっても絶対に負けない。中居くんほど優しくて純粋で責任感がある人はいない。中居くんは弱った人には必ず手を差し伸べるんだ。今度はヅラ(※中居氏のファンの呼称)として中居くんを支える番だ》

 といった声が寄せられており、一部のファンによる中居氏への擁護であふれかえているのだ。そこでは、報告書に目を通さずに投稿したであろう発信も確認できた。

 また、報告書で示されたWHOによる“性暴力”の定義が「強制力を用いてあらゆる性的行為、性的な行為を求める試み、望まない性的な発言や誘い、売春、その他個人の性に向けられた行為」だと説明されたことについても、

《相手を誘うだけでも性暴力となるなら世の中性暴力だらけ》
《わざわざWHO基準を出してまで頑張って性暴力にしたかったのなら、もはや性行為はないと言っているようなもの》
《性暴力認定が世の中でひとり歩きしてる‥》

 など、「性暴力」という言葉が「性的行為」を指すとは限らない、と疑義を呈する声も寄せられている。