3月31日にスタートした今田美桜(28)主演、北村匠海(27)が相手役のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。同作は朝ドラの王道である実在の人物をモデルにした作品で、序盤の激動の展開から多くの視聴者を引きつけ、大きな注目を集めている。
『あんぱん』は、国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻が題材。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。
第1週(3月31日~4月4日)はのぶを永瀬ゆずな(9)、嵩は木村優来(9)が演じる幼少期編が展開中だ。
「まだプロローグの段階ですが、『あんぱん』はキャストの超豪華さ、あまりにも激動の展開から視聴者が釘付けとなっています。同作はとにかく展開がスピーディ。史実を考えると今後も第二次世界大戦や戦後混乱期など、激動の時代が描かれることになるでしょう」(テレビ誌編集者)
『あんぱん』のキャストは非常に豪華。嵩の父・清を演じているのは嵐・二宮和也(41)。清は本編前に病死しているため初登場は嵩の回想シーンだったが、家族を見守る柔和な笑みが話題を集めた。
そして、夫・清を失った嵩の母・登美子は松嶋菜々子(51)が演じている。しかし、4月2日放送回で登美子は再婚し、嵩を置き去りにして別れる、という切なく衝撃的なドラマが描かれた。登美子は「すぐ迎えに来る」と言いながらも、手を振る嵩を振り返らず、傘を回しながら派手な着物姿で消えてしまったのだ。
そんな驚きの展開に加えて、嵩の伯父・寛を竹野内豊(54)、のぶの両親・結太郎と羽多子を加瀬亮(50)と江口のりこ(44)、のぶの祖父・釜次を吉田鋼太郎(66)、“ヤムおじさん”こと風来坊の職人・屋村宗吉を阿部サダヲ(54)と、二宮と松嶋以外にも多数の豪華俳優たちが出演していることから、
《配役が豪華だよなー。大阪局制作だとお笑い芸人ばかりだけど》
《それにしても豪華キャスト。橋本環奈さん以上に全員のスケジュール管理が大変そうだ…》
《あんぱん、体感時間おむすびの5倍くらい早い》
《初っ端から展開早いし面白い!久々に15分が短く感じた》
《朝ドラは今回のような史実をもとにしたのと、全く書き下ろしのお話があるから 観るがわの気持ちに極端な差がうまれる》
と、直前作である橋本環奈(26)主演の『おむすび』(24年度後期)と比較する声も寄せられている。
『おむすび』は、 高校時代に“ギャル文化”と出会った平成元年生まれの主人公・米田結(橋本)が栄養士として人の心と未来を結んでいくという“平成青春グラフィティ”作品。
同作は、放送前から“山場の少ない現代劇でしかも実在の人物がモデルではない”という点が不安視されていたが、放送後もダイジェスト感が強すぎるシナリオや“ギャル要素”などの評判が良くなく、視聴率は大苦戦。それまでの朝ドラ史上ワースト視聴率は倉科カナ(37)主演の『ウェルかめ』(09年度後期)の13.5%(全話平均の世帯視聴率/関東地区/ビデオリサーチ調べ)だったが、『おむすび』は13.1%と、ワースト記録を更新してしまった。
『あんぱん』の初回(3月31日)世帯視聴率は15.4%と初回歴代ワースト3位のスタートとなってしまったが、これもワースト作品『おむすび』での“朝ドラ視聴者減”の影響では、と言われている。