多部未華子(36)主演の火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系/毎週よる10時)の第2話が、4月8日に放送される。1日放送の初回は、主婦層を中心に好評で、共感の声が多く寄せられている。
同ドラマは、同枠で19年放送の人気ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の著者・朱野帰子氏のお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)が原作。専業主婦・村上詩穂(多部)とは価値観がまるで違う、働くママや育休中のエリート官僚パパなどとの交流を描く。ビジュアルイメージはほんわかしているが、内容はなかなかシリアスだ。
第1話は、詩穂は居酒屋の店長として毎日遅くまで働く優しい夫・虎朗(一ノ瀬ワタル/39)と、2歳の娘・苺(永井花奈/3)と穏やかに暮らしている。過去のある経験から「自分は2つのことが同時にできない」と感じ、自ら専業主婦の道を選んだものの、日がな一日、娘としか関わらずに過ごす毎日に寂しさを覚えることも。
ある日、詩穂は苺とともに、子育て支援センターの「手遊び教室」に参加することに。家族以外と触れ合うことの少ない詩穂は気後れしてしまうが、育児と仕事の両立に燃えるママ・長野礼子(江口のりこ/44)が気さくに話しかけてくれた。しかし、礼子は詩穂が専業主婦だと知ると、詩穂を時流に乗り遅れた“絶滅危惧種”扱いして……という展開。
専業主婦と働くママのそれぞれの苦悩が描かれ、X上では《専業主婦とワーママ。一見正反対の立場に見えるけど、自分の選択に悩んだり怖くなったりするのは一緒。自分にも他者にも優しくしたくなる、困っている人に手を差し伸べたくなるドラマだった。このドラマ、すごく好きです!》など、主婦と思しき視聴者層からの称賛の声が。