今田美桜(28)主演のNHK連続テレビ小説あんぱん』(月~金曜、土曜は振り返り)の第2週「フシアワセさん今日は」が、4月7日から放送される。3月31日から放送された第1週「人間なんてさみしいね」は、ヒロイン・朝田のぶ(今田)の少女時代(永瀬ゆずな/9)が描かれ、豪華な共演陣が話題になっている。

 同ドラマは、漫画家・やなせたかし氏と妻・小松暢さんの夫婦をモデルに、2人が“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語。20年前期『エール』や23年前期『らんまん』と同じ夫婦ものだが、本作の成功はやはりヒロインの今田にかかっていそうだ。

 第1話は、昭和初期、高知県の御免与町で暮らす“ハチキンおのぶ”こと朝田のぶは、ある日、商事会社で国内外を飛び回る父・結太郎(加瀬亮/50)を迎えに駅舎へ。そこで、母・登美子(松嶋菜々子/51)とともに、伯父・寛(竹野内豊/54)を頼って東京から御免与町にやってきた、柳井嵩(木村優来/9)と出会う。

 翌日、尋常小学校に嵩が転校してくる。昼休み、嵩はいじめっ子たちに弁当を奪われてしまい、のぶが助けに入るが、抵抗しない気弱な嵩に「へなちょこ! しゃんしゃん東京にいね(早く東京に帰れ)」と怒る。その後、のぶは、親から崇は幼い時に父・清(二宮和也/41)を病気で亡くしたと聞き……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《子役たちもいいけど、脇を固める大人の俳優たちの演技のうまさに胸を打たれる。まだ1週目の子供時代なのにもう泣いてる》などと、加瀬、松嶋、竹内に加え、のぶの母・羽多子役の江口のりこ(44)やパン職人・屋村草吉役の阿部サダヲ(54)ら、共演陣への多くの称賛の声が。