■株主総会は紛糾必至
第三者委員会の報告以降、不祥事連発のフジテレビに対しては、
《芋づる式に色んな連中の不祥事が出るわ出るわ》
《フジは自分達の不祥事なのに、他局と比べても報道、追及が足りないと思う。株主総会を意識して、マイナスな情報を出さないように経営陣が指示してるのかな?》
《不祥事のストックなんぼあんねん 第三者が枯渇する委員会になりそう》
といった声がXには多数寄せられている。
「第三者委員会の報告以降、“中居氏・フジテレビ問題”絡みのところで不祥事、問題が連鎖していますからね。フジテレビ局内では“まだまだ出るのではないか……”と戦々恐々となっているといいます。株主側の不穏な動きもありますしね」(前出の民放キー局関係者)
4月9日、“モノ言う株主”として知られる旧村上ファンドの村上世彰氏(65)の長女・野村絢氏(37)らが持つフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株式が、4月2日時点で9.77%に達したことが明らかになった。
野村氏らはFMH株を買い増し、投じた額は総額546億円。現在、筆頭株主になっていると見られている。野村氏らは株式取得の目的として「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行なうこと」を挙げている。
「フジテレビの株主では、かねてより“フジのドン”と称されてきた日枝久氏(87)の退任を求めてきたアメリカの投資ファンド『ダルトン・インベストメンツ』やSBI系の資産運用会社『レオス・キャピタルワークス』も株式を大量に保有するなど取引が活発化しています。
同局の株主総会は6月に予定されているようですが、そこでの“モノ言う株主”たちからの厳しい追及は避けられないのではないでしょうか。旧村上ファンドなどの動きを見れば、“追及”では止まらない感じもありますよね……」(前同)
中居氏が芸能界を引退してからもうすぐ3か月が経過しようとしているが、フジテレビを揺るがす騒動はいまだ収まりそうにない。