静岡県警が4月10日午前、8日に傷害の現行犯で逮捕された俳優の広末涼子容疑者(44)の東京都内の関係先を家宅捜索した。
広末容疑者は7日夜、新東名高速道路で自身が運転していた車で大型トレーラーに追突。搬送された静岡県島田市の病院で看護師を相手に暴れて軽傷を負わせたとして、8日午前0時20分ごろに現行犯逮捕。9日午後2時に、留置先の静岡県浜松西署から静岡地検浜松支部に送検され、検察庁で取り調べを受けている。
広末容疑者は、警察での取り調べ開始後も大声を出し、歩き回ろうとするなど取り乱した様子だったという。また、事故直前に立ち寄った浜松サービスエリアで突然、他人に自分の名前を明かして話しかけるなどの不審な行動をしていたとされる。このサービスエリアで、同乗していた男性マネジャーと運転を交代したことも明らかとなっている。
事故現場や警察署でアルコールは検出されなかったが、警察はこれまでの広末容疑者の言動から、服用していた薬が影響した可能性があると見て、薬物検査などを実施する方針だと発表していた。
なお、広末容疑者の公式サイトでは《本人が運転する車で事故を起こし、搬送先の病院で一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方にけがをさせてしまった》と経緯を説明したうえで、芸能活動の自粛も合わせて発表されている。
「10日の午前10時頃、広末さんの関係先に静岡ナンバーの車がきて、10人くらいで踏み込んでいわゆる“ガサ入れ”が行なわれたといいます。捜査令状の容疑は、傷害ではなく危険運転致傷容疑で、処方箋とか病院の診断書などを探しつつ、ほかに不審なものがないか探すのではと言われました。午前中で家宅捜索は終了したようです。
広末容疑者は今回、傷害での現行犯逮捕以前に、車のボンネットが大破し、マネージャーが骨折など重傷を負ったという交通事故も起こしている。これに関連して、広末さんが昨年末から1月にかけて全5回出演していたYouTube番組『Short Hope』での発言も、再注目されました」(ワイドショー関係者)
同番組は多くのアーティストのスタイリングを手がけた大物スタイリスト・馬場圭介氏とディレクターの菅井秀一氏がホストとなり、今をときめく俳優・アーティストを月変わりでゲストに迎え、その“生き様”をトーク形式で語る内容。
12月末に配信された同番組で広末容疑者は、長男が生まれる前、若い頃は世間から求められる“広末涼子”像に思い悩んだことや、あまりの多忙ぶりに自分を見失っていたとし、
「自死とか自傷行為とかはほんとに好きじゃないので、親にも申し訳ないし、絶対にそんなことはしたくないんだけど、ほんとに“誰か撃ってくれないかな……”みたいな、とか。
あと、運転してて、このままドーン! といったら病院で寝れるかなみたいな(笑)。そういうのがよぎっちゃうくらいくらい頑張るしかなくて。
生きるためには頑張るしかないから。頑張ってると、寝る暇なくてとか目を開けるの辛くてとか。若いときは難しかったですね。だから、長男様様です」
と、語っていた。