「ダウンタウン・松本人志さん(61)の“対文春裁判”の終結で、いよいよ復帰も近くなってきたと思われていたのですが……」(バラエティ制作会社関係者)
お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤(52)が3月31日深夜放送のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で、活動自粛中の相方・小沢一敬(51)の近況を報告した。
ロンドンブーツ1号2号の田村亮(53)から「スピードワゴンって2人ともオープンカーだったじゃん」と振られた井戸田は「スピードワゴンって何ですか?」ととぼけて見せた。これに田村は「宮崎駿さんみたいに髭が伸びた写真が出てた小沢さんだよ。いい加減にしなさい。今、あなたがしっかりしてないと」とツッコミを入れ、井戸田は「あの人は元気ですよ。本当に宮崎駿みたい」と相方の近況を明かした。
前出の制作会社関係者は言う。
「ダウンタウンの松本さんが『週刊文春』(文藝春秋)と戦っていた裁判は2024年11月8日に終結を迎えましたが、松本さんも、そして小沢さんの復帰もいまだ叶っていないですよね……」
飲みの席で女性に男女の行為を強要したと報じた23年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、松本が発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた裁判は、24年11月8日に松本側が訴えを取り下げたことで決着した。
松本が裁判で訴えたのは当該の『週刊文春』に掲載された飲み会での出来事を巡ってだったが、その飲み会のアテンドをしたのが小沢だとも報じられた。
2015年冬、小沢は東京・六本木の高級ホテルに女性を招集。女性らは「ものすごいVIPとの飲み会だから」とだけ聞かされ、松本に会う前に携帯を没収されることに。その後、女性らは松本と対面。飲み会スタートから約3時間後に小沢が「ゲームを始めよう」と呼びかけ、ベッドルームで女性と松本が2人きりになるよう仕向けた、と記事では伝えられていた。
24年1月8日、松本は文春との裁判に注力するため芸能活動を休止。翌9日、小沢の所属事務所は《スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります》と活動継続を発表したが、同月13日より小沢も活動休止に入ることとなった。
「松本さんの裁判が終わり、“小沢さんもそろそろ芸能活動を再開していいのでは”という流れにあり、実際、舞台などから徐々に出ていくという話も持ち上がっていたといいます。
松本さんも24年12月25日にヤフーニュースで配信された芸能記者・中西正男氏の独占インタビューに応じ、今後について、独自のプラットフォーム『ダウンタウンチャンネル(仮)』での復帰を想定していると明かしていましたが……あれからもうすぐ4か月、小沢さんも松本さんの復帰もいまだ実現していません。
同インタビューにも、松本さんが自分の言いたいことだけを言っている、という厳しい指摘がありましたし、地上波番組に松本さんの過去VTRが流れるだけでネットは大荒れですからね」(同)