4月14日、バナナマン設楽統(51)と俳優の小池栄子(44)がMCを務める紀行バラエティ番組『クレイジージャーニー』では総集編企画「視聴者&スタッフが記憶に残る光景ベスト15」が放送された。放送10年突破を祝しての総集編だったが、その内容に視聴者は沸騰することになった――。

「まず視聴者をざわつかせたのは、2024年2月放送回までMCとして出演していたダウンタウン松本人志さん(61)が、ついに総集編でも登場しなくなったことです。これまでは活動休止後も、過去映像で声や姿が映っていたのですが……」(女性誌編集者)

 松本は24年1月、自身の女性トラブルを報じた『週刊文春』(文藝春秋)との裁判に集中するために活動を休止。同11月に裁判は決着し、昨年末にはインタビューに応えるなど、芸能活動をする意欲を示しているが、いまだテレビ復帰の気配はない。

 今回の『クレイジージャーニー』では16年に放送された「タイの奇祭」なども取り上げられたが、そこでは松本の映像はおろか音声までカット。これについて、

《やっぱり松本さんの声も消されてるんだ おタイの憑依する祭りのオカルト回だってずっと大爆笑してる声入ってるはずなのに、、》
《松本さんのコメントカットしてるのは松本さんの意思って事で良いのかな》
《再放送でも松本の映像出なくなったかなんでやろなあ》

 といった、違和感を感じる声が寄せられている。

 民放キー局関係者は話す。

「松本さんを巡っては、3月5日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で総集編が放送された際、過去VTRに松本さんが映った際に視聴者がざわつき、厳しいコメントがSNSに多数寄せられてしまいました。しかもSNSが炎上しただけでなく、局にもクレームが寄せられてしまったといいます。今、こうした事態にCMスポンサー企業は敏感に反応します。『水ダウ』に関しては、過去のVTRでも今後、松本さんの“登場”はデリケートになったと見られていますね。

 そういう情報は局内ではすぐに共有されます。『クレイジージャーニー』のスタッフの耳にも当然入っているでしょうし、そして、同番組の制作陣も、総集編という勝負コンテンツでないところで不要な炎上や厄介事は避けたいはず。ですから、今回の『クレイジージャーニー』では松本さんをまるっとカットしたのではないでしょうか」

 松本が完全に消えてしまった一方で、今回の『クレイジージャーニー』の総集編では、タレント時代の滝沢秀明氏(43)の登場回が第4位に取り上げられ、多くの視聴者を喜ばせた。