小泉今日子(59)と中井貴一(63)がダブル主演するフジテレビの月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』の初回が、4月14日に放送された。

 同ドラマは、古都・鎌倉を舞台に、テレビ局プロデューサー・吉野千明(小泉)と、鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平(中井)の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。

 第1弾が2012年1月期に、同年11月にスペシャルドラマ、14年4月期に『続・最後から二番目の恋』が放送された。

 今回の『続・続・最後から二番目の恋』は約10年ぶりの続編となったが、初回放送後には内田有紀(49)らレギュラー出演者のビジュアル、そしてドラマ内に登場した“フジテレビ自虐”とも言えそうな内容が注目を集めている――。

「『続・続・最後から二番目の恋』には飯島直子さん(57)や坂口憲二さん(49)といった人気俳優が、前シリーズから継続で出演しています。いずれも衰え知らずのビジュアルだと視聴者を沸かせましたが、ひときわ注目を集めているのが、和平(中井)の妹・長倉万理子役で出演している内田さんですよね」(女性誌編集者)

 内田演じる万理子は極度の人見知りで、人の何気ない言葉に深く傷ついてしまう繊細な心の持ち主。千明(小泉)に褒められて「今のお言葉で300年は生きられそうでございます!」と感激するなど、独特な口調で話す女性で、服装もニットのマフラーや帽子など、かなり奇抜で目立つ格好をしている。

 そんな万理子は千明から「49歳で、何でそんなキラキラした目をしてお仕事ができるの」と評されるなど内面が若々しいキャラクターとして描かれているが、演じる内田のビジュアルも“若々しすぎる”と視聴者は沸騰。

《内田有紀の美貌に理解が追い付かん》
《皆さんおきれいだけど内田有紀さんの変化が少なすぎるんよ…》

 といった、内田の若々しさに驚く声が多数寄せられているのだ。

「一流俳優陣が揃ったビジュアル面はもちろんですが、シナリオも“加齢”との向き合い方がリアルに描かれ、大人の視聴者の共感を呼ぶ内容となっていて、評判は上々です。

 SNSで話題となっているのが、千明による“フジテレビの自虐ネタ”とも思える発言の数々です。脚本を手掛ける岡田惠和さんにそうした意図はなかったのかもしれませんが、あまりにもタイミングがドンピシャすぎて……」(前同)

 千明はJMTテレビに勤務するドラマ制作部ゼネラルプロデューサー。14日放送の初回では定年後にどうなるのかを悩む場面で「なんでNetflixは私を誘わないのかね。あそこに行けば何でも好きなことできそうじゃん」とボヤく場面があり、さらに職場の後輩たちから「スタッフのギャラも高いらしいですよ」「予算すごいらしいですもんね!」と、Netflixが絶賛される場面があった。