■中居氏・フジ問題を連想させる“自虐ネタ”も

 近年のフジテレビドラマは予算が厳しいとも言われているため、

《フジテレビのドラマがネットフリックスがギャラいいとか称賛していて草》
《フジの月9でNetflixからのオファー待ちするドラマ制作現場自虐すぎる》
《ネトフリそこまであがめられてるんかwフジ、自虐だなw》

 といった、潤沢な制作予算を持つNetflixへの憧れを込めた自虐ネタだと指摘する声が寄せられている。

 また、番組後半では「アホ部長」が千明(小泉)のことを「昔、”色々あった”仲」と吹聴していたせいで、「(千明が)けっこういいポジションで仕事しているのは、上司とそういうことがあるから特別扱いされてた」と、周囲から思われていたことが、部長の死後に発覚する場面があった。

「劇中の架空のテレビ局での話ですが、どうしても “中居正広氏・フジテレビ問題”を連想してしまう視聴者は多いですね」(前出の女性誌編集者)

 2024年末より取り沙汰された女性とのトラブルにより、中居正広氏(52)は1月23日に芸能界からの引退を発表。トラブルにはフジテレビの元編成部長B氏も関与していると報じられ(フジテレビは否定)、大問題へと発展した。

 3月31日には第三者委員会が報告書を公表したが、そこでは上司から女性社員へのハラスメント行為がまん延していたことなど、多くの問題点が指摘されていた。

 そのため、『続・続・最後から二番目の恋』内の千明のセリフが“シャレになっていない”と感じる視聴者も多く、

《ありもしない特別な関係で、さも自分が千明を引き上げたかのように吹聴していたア◯部長が死ぬ設定はかなり際どいフジの自虐ネタだった。千明の所属がドラマ制作局で良かった》
《上司に取り入って出世したと思われていたんですよ〜ってフジでやってるの、笑うわ~。それ、お前のテレビ局な!ってブーメラン返したい》
《フジでこのセリフ言うのマジでギリギリアウトじゃない???????!??!!》
《アホ部長からのアホ局長、アホ社長って…切り込んできますね岡田さん》

 といった、フジテレビ問題を連想する声が多く寄せられている。

「現在のフジテレビは問題企業のイメージが強すぎて、しばらくは一連の騒動を少しでも連想させる描写があるドラマへのツッコミが続いてしまいそうです。

 同じフジで、4月8日にスタートした連続ドラマ『人事の人見』(火曜よる9時~)も、“会社が昭和体質でパワハラ的行為が横行している”という舞台設定に対して、《今のフジテレビじぇねぇか》など視聴者からツッコミが相次いだばかり。『続・続・最後から二番目の恋』は千明の職場がテレビ局ですから、より多くのツッコミが入ることになりそうです」(前同)

 初回から大注目を集めた『続・続・最後から二番目の恋』。内田の変わらぬ美貌とともに、その“攻めた中身”にも注目だろう。