阿部寛(60)主演の日曜劇場『キャスター』(TBS系/毎週よる9時)の第2話が、4月20日に放送される。13日放送の初回は、平均世帯視聴率が14.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、高い数字を記録したが、視聴者からの不満の声も少なくない。

 同ドラマは、テレビ局の報道番組『ニュースゲート』を舞台に、真実を伝えるためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行なう、型破りなキャスター・進藤壮一(阿部)が、闇に葬られた真実を追求し、悪を裁いていく社会派エンターテインメント。日曜劇場に3年ぶり6回目の主演となる阿部に注目が集まっている。

 第1話は、公共放送局で報道番組のキャスターを務めていた主人公・進藤壮一が、民放テレビ局JBNの会長に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ放送番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任する。進藤は「この番組を正すために来た」とスタッフに言い放つと、慣例を破るスタイルを次々と宣言した。

 バラエティ番組で実績を残し、総合演出に抜擢されたばかりの崎久保華(永野芽郁/25)は、憤るベテランスタッフと進藤との間で板挟み状態になってしまう。そして、番組リニューアルの初回。目玉は内閣官房長官・羽生剛(北大路欣也/82)の生出演だったが、本番直前に秘書から羽生の出演キャンセルの連絡がきて……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《阿部寛にハズれなし。日曜劇場らしいドラマ》《スピード感がめまぐるしいうえに主人公がダークヒーローっぽくて、他のキャストも重厚感ある》などと称賛の声があがる一方、《内容がとっ散らかってるし、ちょっとご都合主義過ぎる印象》《開始早々主人公がコンプライアンス敵視するような発言したとこで無理だった》などの不満の声も。