■フジテレビから一報がなかったことで『ごっつええ感じ』から降板した過去

 ダウンタウン、今田耕司(57)、東野幸治(55)らが出演したバラエティ番組『ごっつええ感じ』は1991年12月にスタートし、社会現象を巻き起こすほどの人気を誇ったものの、改編期でもない1997年11月に突如として終了してしまった。

 松本は、事前に連絡なしで、当日の番組放送がプロ野球の優勝決定試合に急きょ差し替えられたことに激怒。それ以前からスタッフのトラブルがたび重なっていたことなども加わり、番組降板を決意したという。

 2021年6月の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した北海道日本ハムファイターズ・新庄剛志監督(51)が「『ごっつええ感じ』が続いていて、急にパンとやめたじゃないですか? あれって野球の延長のせいなんですか?」と質問すると、松本は「そう。ヤクルト戦ですよ」と認めていた。

 さらに「一報がほしかったですよ。それがいっさいなくて。あのとき『ごっつ』のスペシャルで2時間で結構自信あって。“めちゃくちゃ面白いもん撮れた! ぜひ見てほしい”と思ってたら、野球の延長で急にバーンって、なんの連絡もなくて」と説明。「ちょっと血気盛んなときだったから、ブチッってきちゃって“やめじゃー!”って」と、当時の心境を吐露する場面があった。

■親友・中居正広との新番組はやるものの……

「あの頃と比べて松本さんも丸くなっているでしょうし、収録を急きょキャンセルするなんてありえないでしょうが、フジは『ごっつええ感じ』で一度失敗していることもあり、必要以上に恐れていたのではないでしょうか。

 ただ、ダウンタウンとフジテレビの関係が冷えているのはリアルでしょう。松本さんは中居さんのことを“芸能界唯一の親友”と公言し、その親友とだから『まつもtoなかい』はやるのでしょうが、今後、フジとは予断を許さない関係が続いていくことになりそうです……」(前出の民放キー局関係者)

 3月19日の放送で松本が『ワイドナショー』からの卒業についてどのような説明をするのか。多くの視聴者、テレビ関係者が注目している――。