松本若菜(41)主演の連続ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/水曜よる10時)の第2話が、4月23日に放送される。16日放送の初回は、派手な演出が称賛される一方、その演出がチグハグだという批判の声も集まった。
同ドラマは、こしのりょう氏の同名漫画(日本文芸社)が原作の救命医療ドラマ。松本演じる杏野朱羅(あんの・しゅら)は、どんな急患も絶対に断らず、どんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕の救命医。『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に『わたしの宝物』(フジテレビ系)と、話題作に立て続けに主演している松本に注目が集まったがーー。
第1話は、帝釈総合病院の救急科で孤軍奮闘している杏野朱羅は、ホットラインを事前に予知する特殊能力を持っている。朱羅が休憩室のソファで寝ていると、突然、目を覚まし「来る!」とつぶやくと、心肺停止患者の受け入れ要請が。朱羅は初期研修医・薬師寺保(佐野晶哉/23)に指示を出しながら、必死に蘇生を試みる。
そのさなか、銃で撃たれた組長をヤクザたちが運び込んでくる。「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむヤクザだが、朱羅にそんな脅しは通用しない。業を煮やした舎弟が銃を突きつけるが、朱羅はその舎弟の首筋にメスを向けて抵抗。女性と組長を同時に助ける。そして、ある日、トンネル崩落事故の一報が入り……という展開。
視聴者のX上の反響は、《緊迫した中にもスピード感ある展開に、ハラハラヒリヒリしながら観た》《オペに継ぐオペを冷静に遂行する杏野と大病院の闇…スリリングでスカッとする感覚が久々でした》(原文ママ)《どんな状況であろうと全員救おうとする覚悟を感じられてすごく感動》などと、テンポの良い医療シーンは評価されたようだが、批判の声は多い。