KAT-TUNが3月31日いっぱいで解散、メンバーの上田竜也と中丸雄一は事務所に残りソロとして活動、亀梨和也は事務所を退所し、個人事務所を設立。それぞれが新たなスタートを切った。
そして4月13日に、上田が6月27日に小説『この声が届くまで』(KADOKAWA)で小説家デビューすることが発表された。同書は、学生時代の友人とバンド活動しているが注目されないまま10年間を過ごす主人公が、メンバーの脱退など困難を乗り越え、武道館ライブを目指すストーリーだといい、フィクションではあるが、上田にとって主人公は「ほぼ僕」だという思い入れのある内容に仕上がっているようだ。
STARTO ENTERTAINMENTでは、これまでNEWSの加藤シゲアキ、Kis-My-Ft2の宮田俊哉が作家デビューをはたしており、上田が3人目となる。
芸能界には他にも作家として類まれなる才能を開花させている人は多い。そこで今回は20~40代男女100人に「才能がすごい芸能人作家」について聞いてみた。(自社リサーチ)
松井は、2018年に月刊『小説すばる』2018年11月号に短編『拭(ぬぐ)っても、拭っても』が掲載、2019年に短編小説集『カモフラージュ』を刊行、今年3月に3作目となる『カット・イン/カット・アウト』(すべて集英社)が発売された。
「感性が豊かだから」(41歳/男性)
「もともとはアイドル、今は女優と、他にもさまざまなジャンルで活躍しているから」(49歳/男性/パート・アルバイト)
第7位には、Kis-My-Ft2・宮田俊哉、爆笑問題・太田光、クリープハイプ・尾崎世界観が同率ランクイン。
キスマイの宮田俊哉は、大のアニメ好きと知られ、2024年にライトノベル『境界のメロディ』(メディアワークス文庫)で小説家デビューをはたした。さらに今年、同作がコミカライズされ、月刊『ヤングエース』6月号(KADOKAWA)5月2日発売から連載がスタートすることも話題だ。
「オリジナリティがある」(48歳/男性/会社員)
「好きな方向で才能を発揮している」(42歳/女性/パート・アルバイト)
爆笑問題・太田光は、2010年に『マボロシの鳥』(新潮社)で小説家デビュー。他に『文明の子』(ダイヤモンド社)、『笑って人類!』(幻冬舎)の小説、多くのエッセイを手掛けている。
「テレビではハチャメチャだが、才能があり、魅力的」(40歳/女性/会社員)
クリープハイプ・尾崎世界観は、2016年に『祐介』(文藝春秋)で小説家デビュー。2020年には『母影』(新潮社)で「第164回芥川賞」候補にノミネート。2024年には、『転の声』(文藝春秋)で再び「第171回芥川賞」候補にノミネートされたことが話題になった。
「才能の塊」(34歳/女性/会社員)