志尊淳(30)と岸井ゆきの(33)がダブル主演する新水曜ドラマ『恋は闇』(日本テレビ系/毎週よる10時)の第2回が、4月23日に放送される。16日放送の初回は、昨年1月期『となりのナースエイド』以来となる、久しぶりの水曜ドラマ枠の復活だったが、平均世帯視聴率は4.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と低調な発進となった。

 同ドラマは、愛した男は連続殺人犯なのか? 真実を見抜く目をもっているか? を問うオリジナル脚本。週刊誌のフリーライター・設楽浩暉(したら・ひろき)を志尊、テレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴(つつい・まこと)を岸井が演じる。“究極の恋愛ミステリー”をうたっていたが、初回はミステリー要素が少なめだった。

 第1話は、4月4日の深夜、東京・港区の住宅で20代女性の他殺体が見つかる。被害者は右目にはオレンジ、左目には青いコンタクトレンズが入れられており、今年の1月1日、2月2日、3月3日とすべてゾロ目の日に発生している連続殺人事件と同じで、被害者は全員が女性会社員。万琴が現場に駆けつけ取材をしていると、浩暉が声をかけてきた。

 浩暉は、彼女たちの遺体の情報を警察発表前に入手し、古代エジプトの神になぞらえて「ホルスの目殺人事件」と名付けてスクープした名物記者。スクープのためなら手段を選ばない浩暉と、真面目で実直で被害者や遺族に寄り添う万琴が、なぜか一緒に取材することになり、被害者の自宅の前で花を手向けていた女性に声をかけると……という展開。

 冒頭から、浩暉が「ごめんね」と言って女性の腕に注射器を刺す殺人鬼であることを匂わせるシーンがあり、ミステリー要素が強めかと思われた。しかし、視聴者のX上の反響の中には、《もっとショッキングな展開と意味ありげな伏線を連発して視聴者を煽る感じのサスペンスかと思っていた》など、期待していた内容と違うという声が。