今田美桜(28)主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。豪華俳優陣が多数出演しているが、その中でも4月17日放送回から“再登場”した松嶋菜々子(51)が、圧倒的な輝きを放っている――。
【以下、『あんぱん』のネタバレを含みます】
『あんぱん』は、国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻がモデル。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。
松嶋は、嵩の母・登美子役で出演中。登美子は夫・清(二宮和也/41)を亡くしたことで再婚し、小学生の嵩を捨てて家を出てしまった。
登美子は、母に会いたい一心で遠路はるばる訪ねてきた嵩を周囲に「親せきの子」と紹介した日を最後に8年間音沙汰がなかったが、再婚相手と離縁したことで厚かましくも柳井家に居候を志願。嵩やその弟・千尋(中沢元紀/25)の将来を勝手に決めようとするなど、いわゆる“毒親”として描かれている。
4月21日放送回では登美子が成績不振の嵩を励ます際に「やればできる子」「環境は私が整えます」と励ましたが、義妹の千代子(戸田菜穂/51)が育ててきた環境が悪かったような口ぶりだったため、千代子がムッとした表情を浮かべる場面も。
この日、千代子役の戸田はドラマ終了直後に放送される情報番組『あさイチ』にゲスト出演したのだが、冒頭からMC・博多華丸(53)が「お母さま同士、バチバチですね」と切り込み、「なんで受け入れてるんでしょうね。納得いかないんすよ」と思い入れたっぷりに“朝ドラ受け”をしたほか、同じくゲスト出演していた横澤夏子(34)と華丸が「応援してます」と戸田を激励。その模様は、ネットでも《松嶋菜々子の大悪口大会》と話題になった。
また、23日の『あんぱん』では、嵩の受験票を勝手に神棚に置いて合格祈願をした結果、それを知らない嵩が家を早めに出て会場へ向かってしまい、危うく受験できなくなる――という場面があり、
《登美子なにやってるんだ!勝手に荷物から受験票出して神棚ってさぁ》
《受験票を神棚に置いたの誰よ?と思ったら登美子かよ!勝手にやらずに、神棚にあげることを伝えていれば…》
《ドラマだしギャグっぽい場面だから別に良いけど、自分のもの(受験票)を勝手に抜かれて神棚に上げられて…ってのに心底ゾッとする。人のものを本人の確認なしに扱うってシーンめっちゃ恐怖する》
といった怒りの声が視聴者から多数寄せられるなど、登美子に注目する視聴者は多い。
そして、そんな憎まれ役の登美子を演じる松嶋を絶賛する声も、非常に多くなっている。
《松嶋菜々子さんが適任だということだと思ってました…実際とても魅力的な悪役…じゃない厄介者役に仕上がってると思います すごい注目度の高い人物になってるしヒロインを食ってるくらいの存在感じゃないかと…》
《松嶋菜々子嫌な役なのに綺麗過ぎて好き…こんなに嫌いな役者出てこないキャスティングした人すこぉー。戸田菜穂も江口のりこも最高なんやが…ほんで河合優実に、メインヒロイン今田美桜…で、脚本中園みほ…どうなんってんねん》
《朝ドラの松嶋菜々子さんの着物が素敵でツボ過ぎ…嫌なヤツの演技うますぎる!笑》
《「松嶋菜々子を嫌いになりそう」って投稿多くて笑ってしまった。松嶋さんの演技が素晴らしいということだ》
といった、“主演食い”を指摘する声も多く寄せられているのだ。