とんねるずの石橋貴明が、食道がんであることを公表し、芸能活動を休止した4月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、石橋がフジテレビの女性社員の前で下半身を露出するという過去のハラスメント疑惑が報じられ話題になった。
これをうけて石橋は、同月16日、所属事務所を通して謝罪。「10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。かなり深酒をしていたためか、覚えていないのが正直なところです」と説明した。一方、石橋といえば、パワハラ、セクハラ的な芸風という印象もあり、過去に出演していた番組を振り返っても今の時代なら完全にアウトな言動があったと感じている視聴者も多いだろう。
そこで今回は40~50代の男女100人に「石橋貴明がやりすぎだったと思う番組」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第8位(3.0%)は、『とんねるずのハンマープライス』(フジテレビ系)。
1995~1998年まで放送の『とんねるずのハンマープライス』は、公開オークションバラエティで、司会とバイヤーをとんねるずの石橋貴明と木梨憲武が担当。各界の著名人から提供された自身の持ち物や体験などについて一般客が入札するという内容で、漫画に登場できる権利やアスリートが助っ人として来てくれる権利、アーティストが自分のために歌ってくれる権利など、多種多様な商品が出品され話題になった。
「演出かもしれないが、だいたいがやりすぎだった」(45歳/女性/パート・アルバイト)
第7位(4.0%)は、『うたばん』(TBS系)。
石橋貴明と2023年に女性への性暴力が明らかになり、2024年に芸能界を引退した中居正広氏がMCを務めた音楽バラエティ『うたばん』は、1996~2010年まで放送された。歌唱よりもMCとゲストとのトークや企画が中心で、アーティストたちの意外な一面が見えたところも人気を集めた。
今回の石橋のセクハラ疑惑報道をきっかけに、2002年に放送された同番組の特番でゲスト出演した4人組女性アイドルバンド「ZONE」のメンバーに対して、石橋がセクハラ発言をして爆笑していたことが最近になって報じられ、波紋を呼んでいる。
「当時、人気があったアイドルグループの1人をイジり過ぎていた印象がある」(59歳/女性/パート・アルバイト)
「ZONEへの発言はやばいと思った」(52歳/男性/会社員)