北川景子(38)主演の月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ制作・フジテレビ系/月曜午後10時)の第2話が、4月28日に放送される。21日放送の初回は平均世帯視聴率が6.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)、配信サービス・TVerのお気に入り登録数が54.1万(24日午後1時現在)と、ともに好調な発進となった。
同ドラマは、10年前に食品事故で娘・灯(石原朱馬/4)を失った中越紘海(北川)が、事故を起こした食品会社「YUKIデリ」の社長・結城旭(大森南朋/52)の3歳の娘・萌子(倉田瑛茉/5)を誘拐し、自分の犯した罪に苦しみ葛藤し、周囲を巻き込んでいくサスペンスフルな親子愛の物語。復讐劇かと思われたが、本質は親子ドラマのようだ。
第1話は、保育園で調理師として働きながら、家族3人で幸せに暮らしていた紘海。灯が3歳の誕生日に「YUKIデリ」で購入したピザを食べ、食品表示になかったエビが混入していたため、アナフィラキシーショックで亡くなってしまう。旭は記者会見で遺族感情を逆なでするような発言をしたため、世間から猛バッシングを受けて会社は倒産する。
一方、紘海はアレルギー食材を食べさせてしまった自責の念と、愛する娘を突然失った悲しみに耐えきれず、夫と離婚。それから1年後、紘海は料理教室で旭と出会い、倒産したのにも関わらず優雅な暮らしをしており、高校1年生の長女・梨々子(平祐奈/26)と次女・萌子を、男手一つで育てていることを知り……という展開。
紘海が萌子を誘拐するまでが描かれたが、X上では《やばい、泣き過ぎた。お母さんの後悔の気持ち、さっきまであった幸せが失われる喪失感と絶望、北川景子さんの演技がうま過ぎて同調してしまった》などと、北川の鬼気迫る演技への賞賛の声が寄せられ、母親と思われる視聴者の共感コメントが目立った。