J・F・ケネディ大統領の暗殺事件に関する未公開文書1123件を、3月18日に公開した米国のトランプ大統領。ただ、衝撃的な真相が明かされると期待した米国民は、肩透かしを食らうことになった。
「これまでJFK暗殺事件を巡っては、さまざまな陰謀の存在が指摘されていましたが、今回、新たに公開された文書に目ぼしいものはなし。結局、オズワルドの単独犯という定説をくつがえすには至りませんでした」(ウェブニュース記者)
対して、米国民の間で“大バズり中”なのが、今年2月中旬に米メディア『ニュース・ネイション』で報じられた米空軍退役軍人の告発だった。
「告発者のジェイク・バーバー氏は、数々の特殊作戦に従事していたことが確認されており、複数の元同僚は“非常に優秀で信頼できる人物だ”と証言しています」(前同)
それは、どんな告発だったのか。
「バーバー氏はUFO(UAPが米政府の呼称)の回収任務に何度も従事したというのです。その一つは、SUVの自動車ほどの白い卵型の物体で、不思議なことに継ぎ目はなし。エンジンや熱源も見当たらなかったとか。
物体は軍用ヘリで接近した当初は空中に静止状態で浮遊していたが、やがて地上に落下してしまった。その謎の物体をヘリで吊るし、回収したと主張しています」(同)
実は、バーバー氏のように、UFOの回収任務に従事したと主張する元米軍人は少なくない。
「バーバー氏は議会で証言してもよいとの態度を示しており、現在、2022年に創設された米国防総省の全領域異常事態対策局(AARO)が彼の告発を調査中です。
バーバー氏は、“回収されたUFOは秘密の地下施設に収容されている”とも主張しています」(同)