4月29日に第5話が放送される、多部未華子(36)主演の火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系/毎週午後10時)が、配信サービス・TVerのお気に入り登録数で、今期ドラマの首位に並びかけている。
同ドラマは、朱野帰子氏のお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)が原作で、専業主婦・村上詩穂(多部)が、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、異なる立場や考え方を持つ“対岸にいる人たち”と交流していく姿を描く。育児の見えにくい“しんどさ”を描くかと思いきや、さらにツッコんだ内容になっている。
22日放送の第4話は、娘の苺(永井花奈/3)が体調を崩し、詩穂はかかりつけ医の蔦村医院を訪れる。若先生の妻で受付の晶子(田辺桃子/25)は、元保育士で結婚を機に退職。いつも笑顔で優しく患者たちから愛される存在だが、義母や患者からの悪気のない“子作りプレッシャー”に、人知れず頭を悩ませていた。
詩穂はそんな晶子のことを長野礼子(江口のりこ/44)に話すが、若くて優しい医者の夫がいて、“なんでも持っている人”だと言われ、同意されない。後日、詩穂は子宮がん検診に訪れたレディースクリニックで、偶然、不妊治療に通っている晶子に出会い、誰にも言わないでほしいと頼まれたが……という展開。
これまでは子育ての苦悩が描かれていたが、今回は妊活にスポットが当てられた。X上では、《我が身に重ねて見てしまった。周りからの圧やおたずねは本当にツラい。治療も楽ではないし、100%できる訳でもないし、できたとて無事生まれてくるまで喜べないからなあ。そっとしておくのが一番なんだよ》など、多くの共感の声が。