「くるまさんは吉本との契約解除の件を、まるでケムリさんとの漫才のように報告して笑いに変えていましたが……やはりすっきりしない感じは残りましたよね」(芸能プロ関係者)
吉本興業は4月28日、お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるま(30)について、双方合意のうえでマネジメント契約を同日付で終了したことを発表した。相方の松井ケムリ(31)は引き続き同社所属のままコンビの活動は継続するという。
同日、令和ロマンはコンビのYouTubeチャンネルに「令和ロマンから皆さまへ。」と題した動画をアップ。契約解除に至った経緯を説明しつつ、くるまがこの日をもって復帰すると宣言した。
『M-1グランプリ』史上初の連覇を達成した令和ロマンだが、くるまは2月15日にコンビのYouTubeチャンネルを更新して、当時大きな騒ぎになっていたオンラインカジノを利用したことがあると認めて謝罪。
警察から事情聴取を受けたとも明かし、時期については「2020年末ほどまで1年ほど続いておりました」と最後にオンラインカジノに触れたのは約4年前だと説明。YouTube更新の4日後、2月19日に芸能活動を自粛することを発表した。
今回、契約解除に至った理由についてくるまは「先日、吉本に呼ばれまして、偉い人に。IDを2個使わないと入れない部屋に入ったんですよ」とし「何名かいらっしゃいまして、偉い方が。“元気か?”みたいな。“ちょっとくるまくんがYouTubeのほうでオンラインカジノに関する動画を上げたやんか。こっちとしてはな、やってほしくなかったんや”“会社との信頼関係がな、壊れてしまったから。どうやろ、くるまくんが望めばやけど、契約解除という”」と言われたと告白した。
くるまは「“えっ!?”ってビックリして。“すいませんでした! 会社のために頑張ります!”」と言ったものの、「“でもな”って、これが1時間」と事務所とのやりとりがあったと明かし、「偉い人が“誤解してるかな、真面目な話やで”って。“いったん持ち帰らせてください”って」と提案し、「先日、(契約解除の)サインするんですけど、携帯より簡単でした」「史上初の退所&復帰」と笑いを交えて報告した。
「巧みなボケとツッコミで吉本退所と復帰を報告したくるまさんですが……吉本側とのやりとりに疑問を呈するファンも少なくないですよね。くるまさんの説明だと、くるまさん側は吉本所属のままでの活動再開を希望したものの、吉本の幹部の考えはそうではなかったといい、1時間の問答があったうえ、数日を経てそのまま契約解除に至ったわけですからね。彼の説明通りなら、事実上のクビ宣告をされた、ということになりそうですよね」(前出の芸能プロ関係者)