■“上げてほしくなかった”「オンラインカジノ謝罪動画」だけで契約解除?

 退所と復帰を報告したくるまに対し、

《吉本が後悔するくらい、圧倒的なスターになって欲しい。というかなる気がする》
《2人が明るいから前向きに受け入れられて助かる。。。くるまさんは吉本興業に収まる男じゃなかったね》
《吉本のくるまへの対応、不可解すぎる なんかドライすぎないか》
《本当はこの経緯を話すのも怒られ案件だろうに、もう解約されてるから無敵状態なの笑う》

 などの擁護する声や吉本への批判がXやYouTube動画のコメント欄には多数寄せられている。一方で、

《会社に属してるんだから勝手な行動しちゃいけないのは当然じゃない…? 違約金もあらゆる責任も対応も、吉本が尻拭いしてやらなきゃいけないのに やりたい放題の令和ロマンくるまを擁護して吉本を叩く意味が分からない》

 と吉本側をフォローする声も上がっている。

 前出の芸能プロ関係者は言う。

「くるまさんはコンビのYouTubeで退所に至る経緯を説明したわけですが、芸能プロダクションが、時効で“お咎めなし”になったと見られるオンラインカジノの謝罪動画の件だけで、未来あるタレントを契約解除するとは考えられません。

 くるまさんの退所経緯動画を見ると、吉本上層部の個人的な意向から退所を促されたようにも思えてしまいますが、『M―1』を連覇し、多数のお笑いファンに支持され、今後についても大きな可能性がある令和ロマンの、そしてそのコンビのネタを作っているくるまさんを簡単に手放すというのは信じがたい。

 令和ロマンはこれから先、とんでもなく稼いでくれるでしょうし、会社に大きな利益をもたらしてくれる可能性が高いわけですからね。芸人が数多いる吉本でも令和ロマン、そしてくるまさんは特別。明らかに才能にあふれていますからね。

 そんななかにあって契約解除に至った理由、最大の問題は、上げてほしくなかったというオンラインカジノの謝罪動画の件ということですが、契約解除の原因が本当に“上げてほしくなかった”ということだけなのか、また違う理由があるのか……YouTube動画では語られなかった“ディテール”があるはずだ、と関係者の間では話されています」(前出の芸能プロ関係者)

 相方のケムリは4月30日放送の『ラヴィット!』(TBS系)に生出演。令和ロマンは木曜隔週レギュラーとして出演していたが、この日は同番組のレギュラー陣を中心に結成されたHIPHOPアーティストグループ「赤坂サイファー」として出演することに。

 相方なしでの出演となったアルコ&ピース酒井健太(41)に対し、MCの麒麟川島明(46)が「平子(祐希)さん、謹慎していたわけじゃない?」と質問すると、酒井は「太田プロにいます。退所してないです!」とツッコミ。

 このやりとりを隣で聞いていたケムリは「くるまは出たくても出れなかったんです!」と相方についてコメントしてスタジオを沸かせた。

「吉本退所後もくるまさん、令和ロマンを応援する声は変わらず、多くあります。一方で退所の詳細については謎が残る感じで、その点に不可解さを抱いているファンや関係者も少なからずいます。くるまさんは不倫疑惑の際もそうでしたよね……」(前同)