■第1位は「さすがにシャレにならない」エピソードは?

 そして第1位(27.0%)は、横山やすしの無免許・飲酒運転。

 やすしは、漫才コンビの横山やすし・西川きよしとして一世を風靡していたが、1970年に無免許のうえ、酒を飲んで車を運転し、タクシーと接触事故を起こしてタクシー運転手に暴行も加え、懲役3か月、執行猶予2年の判決が下された。

 事件後2年以上の謹慎処分となり、全ての番組を降板。さらに、1989年にも酒気帯び運転で人身事故を起こし、所属する吉本興業は「度重なる不祥事に堪忍袋の緒が切れた」として契約を解除した。

「昭和を通ってきているので何となく受け入れて育ってきた感じはあるが、無免許運転は他人を巻き込む可能性も高いので、しっかり反省させるべき事案だったと思う」(52歳/女性/パート・アルバイト)

「さすがに無免許や飲酒運転はシャレにならない」(56歳/男性/自営業)

「無免許飲酒運転は刑事罰、懲戒免職で復帰などありえない」(45歳/男性/会社員)

「今なら謹慎しても、その後復帰できないような人だったと思う」(58歳/男性/パート・アルバイト)

「今ならどこの局でも報道し続けるような大事件になると思う」(41歳/女性/主婦)

「謹慎がずっと続きそう。現代ならもうテレビに出るチャンスも訪れないと思う」(53歳/女性/主婦)

「昭和だなと思うが、大きな過失につながる犯罪はダメだと思う」(58歳/男性/会社員)

「飲酒運転は今の時代において絶対に許されない」(58歳/女性/主婦)

「その当時でも干されたと思うので、今なら即退場だと思う」(51歳/女性/会社員)

「飲酒運転は大事故につながるので絶対にやめてほしい」(42歳/女性/会社員)

「非常識極まりない。社会人失格」(52歳/男性/会社員)

 など、批判する声がほとんどだったが、「こういう破天荒な芸人がいなくなり、窮屈で何か寂しい」(57歳/男性/会社員)、「今も昔も犯罪は犯罪だが、過去のやらかしをほじくり返してまで現在のコンプライアンスに当てはめる必要はないと思う」(56歳/女性/主婦)というフォローの声も見られた。