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2位 大谷翔平、長女誕生と同時に“義兄のアパレルブランド”がベビー用品を販売→即完売、「便乗商法」の声のウラあった“匂わせ投稿”

 大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が4月19日(日本時間20日)、妻・真美子さん(28)との間に長女が誕生したことを報告した。日本中が祝福ムードに包まれるなか、真美子さんの兄でラグビー選手の田中真一氏(30)が手がけるアパレルブランド『BRAH▼(ブラハ)』が4月16日に販売開始した新商品・スタイ(よだれかけ)が即完売となっている――。

 田中氏が『BRAH』を立ち上げたのは2020年。コンセプトは“普通サイズ以上、オーバーサイズ未満”で、「身体の大きい人やアスリートでもゆったりオシャレに着こなせるブランド」をうたい、ベビー用品を発売するのは今回のスタイが初めてだ。

「スタイはオフホワイトで中央に『Brah.』とブランド名が記され、シンプルな美しさが際立つ商品となっています。生地は肌に優しい厚手のパイル地を使用し、2段階調節ができるスナップボタン付きで税込み3000円。まるで真美子さんの出産を見据えたかのような発売ということもあり、売れ行きへの効果は絶大です。少なくとも21日には“SOLD OUT”になっており、25日から順次発送するとのことです」(女性誌記者)

 これまでパーカーやTシャツなどを展開してきた同ブランド。キッズ服は発売したことがあるものの、ベビー用品であるスタイの販売に関しては唐突かつできすぎたタイミングに、SNSでは《乗っかるなぁ》《商魂たくましい》《大谷パワーでウハウハ》等、“便乗”を疑う声も上がっているが……。

 大谷選手の第一子誕生への“便乗”と捉えられたのにはこんな事情もあって……。

 前出の女性誌記者が続ける。

「ブランド『BRAH』の公式インスタグラムでは、大谷選手夫妻が2024年2月に結婚を発表した約1年前となる23年3月に真美子さんがモデルを務める姿が公開されています。

 また大谷選手夫妻が結婚すると、24年4月に更新したインスタグラムで、ブランドの白いTシャツを着用した女性モデルがドジャースのキャップを被っていることからも、“大谷夫妻を匂わせている”とネットでは言われています。モデルは後ろ姿なのですが、キャップの後ろにある調整のアジャスターの部分に小さく“Dodgers”と刺繍がされており、分かる人には分かるといった投稿でした。

 ブランドが一気に知名度を上げたのは、24年8月、大谷選手の愛犬・デコピンがドジャースタジアムで始球式を行なった際、真美子さんが同ブランドのパーカーを羽織っている姿が映し出されたことがきっかけです」

 ただし、田中氏自身も25年2月に自身の子どもが生まれたことを報告したばかり。

「4月16日の更新では《祝倅初海》として、家族で海に行った様子を投稿していることから、生まれたのは男の子なのでしょう。スタイはユニセックスで使えるようなシンプルなデザインでもあります。大谷選手夫婦の出産に乗っかったという考えもありますが、自分たちが親になったことで“自分たちが欲しいベビー用品”を使いたいという気持ちもあったのではないでしょうか。

 ただ、家族なので大谷選手夫婦も使う可能性は十分ありますよね。その様子が投稿されたらまた”買いたい”という人が続出するのは間違いないでしょうね」(アパレル関係者)

 当サイトでは、田中氏に発売の経緯や反響、またさらなるベビー服の展開について質問状を送ったが、期限までに回答はなかった。

 さまざまな企業から引っ張りだこの大谷選手。米スポーツビジネスメディア「スポルティコ」は、2024年に大谷選手が獲得したスポンサー収入を7000万ドル(約107億円)と推定するほどの経済効果だが、今後ベビー業界も賑わうのだろうか。