日本を旅行で訪れていたウクライナ人の女性インフルエンサー・ナタリー(@natalisi_taksisi)さんが宿泊したホテルの部屋で、“ベッドの下に男が潜んでいた”──。身も凍るような恐怖体験がSNSで拡散され、国内外でじわじわと波紋が広がっている。
一人旅で訪日したナタリーさん。京都や奈良を楽しむ投稿をしていたが、4月25日になり、都内のアパホテルでの体験をインスタグラムで報告した。ナタリーさんの説明によれば、3月29日からアパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉に3日間の予定でチェックイン。事件が起こったのは2泊目だ。3月30日19時30分ごろ、外出から部屋に戻ったナタリーさんは異臭がするのに気づき、ベッドの下を確認したところ、そこにはアジア系の男が潜んでいたというのだ。
ナタリーさんと目が合うと、男はベッドの下から出てきてナタリーさんを3秒にらみつけ、彼女が“人生終わった”と思っている間に、男が叫び声を上げて逃げたという。その後、ナタリーさんの悲鳴で駆けつけたホテルのスタッフが警察に通報したとのこと。
ナタリーさんがインスタで公開した動画には、たしかに警察官らしき人物が部屋を調べる様子が映っており、ベッドの下からはUSBケーブルとモバイルバッテリーが見つかったという。
「ナタリーさんはすぐに別のホテルへ移動。アパホテル側は3日分の宿泊料金を返金したものの、精神的苦痛を味わったナタリーさんが“慰謝料”として求めた1600ドル(約23万円)の支払いには“規定にない”という理由で拒否されたとのこと。
また、なぜこのような事件が起こったのか納得がいかないナタリーさんは、事件発生時に防犯カメラの映像を確認したいと交渉すると、“廊下に防犯カメラは設置されていない”という回答があったことも報告しています。男の消息は不明だそうです」(夕刊紙記者)
昨今、日本には多数の外国人が訪れているとあって、ナタリーさんの投稿には、
《日本への旅行はそれほど安全ではないことが判明しました とても怖い》
《こんなに大きなホテルで、廊下に監視カメラがないなんてあり得ない》
などと恐怖に打ち震える外国からの反応が多数寄せられたが、《内部の人間によるものに違いない》という憶測や、防犯カメラがないとされることや、ベッドの下に人が入る隙間があるとは考えにくいとする日本語ユーザーのなかには、“捏造”や“売名行為”を疑う声も……。