■芸能評論家が分析する永野芽郁の今後と“ポスト永野芽郁”
清原といえば、2021年前期の朝ドラ『おかえりモネ』では、10代としては異例のオーディションなしでヒロインに抜擢されたほか、21年公開の映画『護られなかった者たちへ』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を、24年公開の『碁盤斬り』で優秀主演女優賞を受賞している。
「名俳優の山田孝之さん(41)も“専属契約を結びたい”と言って絶賛する高い演技力を持つ清原さん。プライベートでも自炊して地味な生活を送るなど俳優業にストイックで、スキャンダルとは縁遠い女優の1人ではないでしょうか」(前出の民放キー局関係者)
永野の今後ついて芸能評論家の三杉武氏はこう見る。
「永野さんと田中さんの一件はあくまでも疑惑で、双方が否定しているというのが大前提としてありますが、ベッキーさん(41)のLINEや広末涼子さん(44)の手紙や交換日記など、本人のものと思しきプライベートのやりとりが出ると、生々しさや臨場感が増しますからね。不倫に不快感を覚える人の感情をより刺激することになり、猛批判を招いているのでしょうね。
CMへの影響は避けられないでしょうが、ドラマも今はテレビ局ではなくドラマにCMを出稿するスポンサー企業にもクレームがいく時代ですからね。映画も製作委員会形式の大型作品にはスポンサーが絡んできますし……やはり、永野さんも田中さんも疑惑をより払拭する必要がありそうです」
“ポスト永野芽郁”について、三杉氏はこう続ける。
「名前が上がる芳根さんはクリーンなイメージですが、“意外とラーメン好き”というギャップがある。永野さんも清純系でありながら大型バイクを乗り回すというギャップでも人気でしたから、たしかに“ポスト永野芽郁”の候補になりそうです。新垣結衣さん(36)が出演していたCM『アサヒ生ビール・マルエフ』の後継というのもさらなる伸びしろを感じます。
永野さんは番宣でよくバラエティ番組に出演していましたが、芸人へのリスペクトもありつつしっかりとバラエティのノリを理解して対応していました。そういった意味では『ぐるナイ』レギュラーの小芝さんも“ポスト永野芽郁”の1人でしょうし、永野さん、芳根さんや小芝さんより若い清原さんも伸びしろがありますよね」
福原遥(26)と今田美桜(28)も“ポスト永野芽郁”の候補ではないかと三杉氏は指摘する。
「永野さんもそうでしたが、芳根さん、清原さんは朝ドラのヒロインを務めました。朝ドラのヒロインをやるとシニア層から娘や孫感覚で愛され、世代を問わず支持される女優になれる可能性が広がります。小芝さんは大河ドラマですが、見ている層は同じですよね。
そういった意味では『舞いあがれ!』(22年後期)の福原さん、現在放送中の『あんぱん』のヒロインを務めている今田さんも候補になりそう。2人ともノースキャンダルですしね。今田さんはすでに永野さんを超える数のCM契約を抱えていますが、今後はさらにオファーが殺到するのではないでしょうか」
永野と田中の不倫疑惑騒動を受け、芸能界では“ポスト永野芽郁”探しが慌ただしくなっているようだ――。