■ベッキーは嘘を謝罪したからテレビに復帰できた――

 永野と田中を起用しているスポンサーに対し、

《田中圭、永野芽郁に金を払うスポンサーもいないだろうよ。企業イメージわざわざ金払って落とすかね》
《いまだに永野芽郁と田中圭をCMやら番組やら降ろさないスポンサー企業メディアは倫理観大丈夫ですか??》

 などの厳しい意見も寄せられている。

 すでに、不倫疑惑の第2弾が掲載された『週刊文春』発売日の5月8日、永野が広告キャラクターを務めていた『JCBデビット』と『サンスター オーラツー』の公式サイトのCM動画やバナーが非公開となった。

 スポーツ紙の問い合わせにJCBは《告知媒体については現況を総合的に判断し対応しております》と答え、サンスターもメディアの問い合わせに《現在の状況を踏まえてブランド本来の価値を伝えることが難しいと判断しました》と削除の理由を説明している。

「第2弾が出ると分かった時点でこうなることは予想されていました。スポンサー企業側も当人たちが否定していることは承知し、信じたいという思いでしょうが、だからといってこのまま“何もしない”というスタンスで乗り切れる事態ではすでにありませんからね。

 特に、CM契約が11社もある永野さんはしんどい。ラジオで初報について説明と謝罪をしましたが、文春の第2弾の内容についても釈明をする必要があると考えられます。ベッキーさん(41)も結果的に、すべてを話すことになりましたからね……」(前出の大手芸能プロ幹部)

 2016年1月の『週刊文春』に不倫疑惑が報じられたベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音(36)。ベッキーは同月に当時の所属事務所で会見を行ない、「友人関係」だと不倫関係を否定した。

 しかし、その後の文春にベッキーと川谷が会見前日に交わしていたLINEのスクリーンショットが掲載され、《(会見は)友達で押し通す予定!(笑)》や《センテンススプリング》などと文春を茶化すようなやりとりがあったことが明らかになった。

「これでベッキーさんは芸能活動を休止。その後、16年5月の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演し、川谷さんとの関係、さらには1月の会見について説明と謝罪をすることになりました」(前同)

『金スマ』に出演したベッキーは川谷との関係について「恋愛関係でした。気持ちが通った時点で不倫だと思います」と認め、「感情に溺れて、ごめんなさい、本当に」と謝罪。

 さらに「1月に行なった記者会見はたくさんの間違いがありました。言葉を届けるお仕事をしているのに関わらず、事実と違うことをお伝えし、プロとしても本当に最低なことをしてしまいました。深く深く反省しています」と語った。最後には「お許しはいただけないかもしれないですけど、またテレビのお仕事を頑張らせていただければと思います。2度と裏切ることのないように」と誓った。

 前出の大手芸能プロ幹部はこう話す。

「最終的に『金スマ』で不倫を認めて、加えて会見でも嘘があったこと認めて、しっかりと謝罪をしたことで、その後時間はかかったもののベッキーさんはテレビに復帰することができました。

 ベッキーさんのときからそうでしたが、現在はさらに“スルー”では乗り切ることはできない時代ですよね。永野さんと田中さんも現状は疑惑ですが、親密さが伝わる写真も掲載され、さらに第1弾報道と合致するような両者のものと見られるLINEのやりとりが第2弾で報じられてしまった。

 それで世間が騒然となるなかで、公に詳細な説明がないという対応を、スポンサー企業、そして映画やドラマの制作サイドはどう考えるのか……。

 スポンサー企業がCMに起用し、映画やドラマに使われる俳優は、世間から信頼されている人です。世間の信頼を失った人が起用されることはありません。また、一緒に仕事をするにも、信頼関係が必要です。

 永野さんと田中さんを巡る騒動は、あまりにも大きく、モヤモヤが残るままでは乗り切れないでしょう。このままでは、2人の価値の大幅なマイナスになってしまうのでは……。

 もし報道通り不倫関係があったとしても、超売れっ子で多くのものを抱える両者が認められないのは重々理解できます。しかし、できる限り誠実な対応をして、少しでも世間に納得をしてもらわないと、タレント当人の未来を失うことにもつながると考えられます」

 ここにきて文春砲“第3弾”の可能性も報じられている永野と田中の不倫疑惑。この騒動は今後、どういった展開を見せるのだろうか――。