■再稼働計画進まず……“嵐vsジャニーズ”の時期も
当時、大野は交際していたとされる女性との“マザー牧場デート”や、宮古島との二拠点生活を送っていることなどが報じられ、芸能界と完全に距離を取っている時期だった。
「その間、ジャニーズサイドは大野さんに度々打診していたそうです。“無理強いするなんて芸能界から離れたい大野くんがかわいそう”といった見方もありましたが、ジャニーズサイドが悪いわけではない。活動休止中もファンクラブはずっと継続していて、ファンは会費を払い続けていたわけですからね。
“何も活動しないで会費だけ取り続けるのは違う。ファンのために再稼働しよう”と、ジャニーズサイドは大野さんに呼びかけていたといいます。今回発表されたように、ツアーをやってその後活動を終了する形でもいいからファンのために動くべき、何もしないのはないと、大野さんとの交渉を続けたと聞こえてきています」(前出のレコード会社関係者)
ラストツアーは26年春頃と見られ、チケットは大争奪戦になることが予想されるが、これまでのファンクラブ会員が優先的に申し込めるように、現在はファンクラブへの新規入会が一時的に停止されている。こうしたことからも嵐がファンを大切にしていることがうかがえる。
「何度も交渉を持つなかで、ジャニーズサイドが強めの姿勢で大野さんと対峙することもあったそうです。そういったとき、二宮和也さん(41)は“リーダーに強要するのは違う”“リーダーが自分からやろうとならない限り再稼働はできない”と間に立ち、大野さんのフォローをしていたといいますね。
事務所やメンバーが大野さんのケツを叩くのは“違う”ということですよね。もちろん、二宮さんだけではなく、櫻井翔さん(43)、相葉雅紀さん(42)、松本潤さん(41)も同じ気持ちだったはずです。
そのため、一時は“嵐の5人vsジャニーズ上層部”といった感じで、両者が対立するような構図になっていたとも言われていますね」(前同)