■大野智は26年のラストツアー後、芸能界から引退か
再稼働に向けた交渉が難航するなか、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が露見し、ジャニーズ事務所は23年10月にSMILE-UP.へと社名を変更。タレントたちの移籍先となる新たなエージェント会社・STARTO ENTERTAINMENTが設立された。
同月、二宮は独立して個人事務所「オフィスにの」で活動していくことを発表。松本も24年5月をもってSTARTO社から独立。同年6月には新会社「MJC Inc.」を設立している。
「メンバーが別会社所属となるなか、24年4月に設立した『株式会社嵐』があったことで再稼働への話し合いが円滑に進められるようになったと言われています。メンバー5人が話し合い、同社社長で弁護士の四宮隆史氏がSTARTO社と交渉を持つことができると。
この体制になったことで再稼働への道が拓けたと言われていますし、大野さんに全く動く気配がなかった頃、そして“嵐vsジャニーズ上層部”のような状況になっていた頃を知っている関係者からは、“よくここまで進展したな”と驚きをもって受け止められたといいます」(前出のレコード会社関係者)
再稼働に向けての話し合いの中心になったのが櫻井と相葉だったと5月8日発売の『女性セブン』(小学館)は報じている。
「22年の夏、櫻井さんと相葉さんが宮古島を訪れ、大野さんが手掛けるリゾートを見に来ていたという報道もありましたからね。
櫻井さんと相葉さんが話し合いの中心となり、二宮さんが大野さんをフォローし、松本さんは嵐全体の今後や演出について考えるという、“5人で嵐”という思いを貫いたメンバーの固い絆があったからこそ、一時は絶望視されていた再稼働が実現したのではないでしょうか」(前同)
多くのファンが嵐の決断を支持しているが、ラストツアーをもって大野は芸能界から完全に引退するのでは、と言われているという。
「24年10月、宮古島を歩く大野さんの近影が激写されましたが、肩から二の腕にかけてタトゥーを入れていることが明らかになり、ファンに衝撃が走りました。旧ジャニーズでは“タトゥーNG”でしたからね。『女性セブン』の記事によると、ラストツアーでも大野さんはタトゥーを消すつもりはないといいます。
大野さんは来春のラストツアーで自身の芸能人生に終止符を打ち、本格的に第2の人生を歩んでいくつもりで、それが“タトゥーを消さない”という決意にも表れているのかも、と……。ただ、ラストツアーまでには、大野さんのさまざまな形での稼働があるとも聞こえてきています」(同)
嵐の“解散”まであと1年と少し――できるだけ多くの活動でファンを楽しませてほしい。