■キンプリ傑作選!メンバーの“鬼カッコイイ”シーンとは?
「3時間で一流の技を習得する企画は、群を抜いてカッコいいところが満載でした。2022年2月13日に放送された『一流のタップダンサーを目指す』企画では、名画に登場するタップに挑戦したんです。
岸優太さん(27)と高橋海人さん(23)のペアは、勝新太郎さんの名作を北野武監督がリメイクした映画『座頭市』の下駄タップに挑戦。2人は全く同じステップをするのですが、高橋さんが余裕を見せる中で、岸さんが振り入れに苦戦して“脳みそがパンパン”と言っていました」(前同)
さらに永瀬廉(24)と神宮寺勇太(25)のペアは、2016年に公開されたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』に挑戦。2人が交互にステップを踏んで会話をしているようなタップをすることに。
「お互い段取りが多く、覚えることがたくさんあるので“掛け合いどころか自分に余裕がない”と神宮寺さんが嘆いていましたね。
平野紫耀さん(26)は、ハリウッドを代表するミュージカル映画の傑作『雨に唄えば』(1952年)をソロで披露するので、一人孤独に黙々と練習していました。タップだけでなく傘を回してキャッチするというミスの許されないパフォーマンスに“夢に出てきそう”と弱音を吐いていましたよ。
それでも、本番では苦戦していたのが嘘のように、みなさん完璧にタップしていました。足元のタップはもちろん、なめらかな手の動き、余裕さえ感じられる表情など、たった3時間の練習とはとても信じられない素晴らしい仕上がりでした。
やはり、これまでの舞台経験によるものなのでしょう、本番でバッチリ決める強さは本物です。本当にカッコよかったです」(前同)
キンプリが個々でもペアでもグループでも活躍しているのは、長年立ち続けていた数多くの舞台経験からくるものなのだろう。
■平野紫耀のカッコ良さの秘密とは?
「平野さんは、身体能力を生かした企画では群を抜いてカッコイイ。瓦割りで難易度の高い『寸勁(すんけい)』という、振りかぶらずに至近距離からのわずかな動作で高い威力を出す技に挑戦することに。これを一発で成功したことに本人も驚いて“(自分が)怖い、怖い”と漏らしていました。
別の企画でも、高さ50cmの超低空バーでのリンボー技を涼しい顔で美しく決めてニコニコ笑っていたり、2mの車が向かってくることを想定して飛び越える、といったアクション俳優がするような技を軽々とクリアしてしまう。もはや、数え上げればキリがないのです」(前同)
そんな平野は、最近もその高い身体能力を見せつけていた。
「1月14日に放送された『キンプるファイブ』という企画で、メンバー5人がパンチングマシンで出した記録の合計で、クリアを目指すという挑戦がありました。
平野さんは、283kgというものすごい数字をたたき出したのですが、クリアするには4kg足りなくて…。そこで番組MCの劇団ひとりさん(46)は“バケモンだよ”と言い、同じくMCのアンタッチャブルの山崎弘也さん(47)も成功しそうだと思ったのか“もう一回いってみる?”と促して、再チャレンジすることに。
その結果、288kgという大記録を出してクリアしたのですが、平野さんの集中力が素晴らしかった。
言葉は少なめで、振りかぶる瞬発力の速さと力強い押し込みは、見ている人すべてが息をのむほど。期待を上回る結果をしっかり出すところが、まるで漫画の主人公みたいでカッコよかったです」(前同)
平野には、その並外れた身体能力と対応力で、アクション映画や殺陣シーンなどに挑戦してほしい。