青山剛昌氏原作の『名探偵コナン』は、アニメも映画シリーズも幅広い世代から愛されている。4月18日にはシリーズ28作目となる『名探偵コナン 隻眼の残像』が公開され、2023年公開の『黒鉄の魚影』、2024年公開の『100万ドルの五稜星』に続き、3作連続で興行収入100億円を突破する大ヒットを記録した。

 日本のアニメ映画を代表する人気シリーズでもある劇場版『名探偵コナン』は、長い間続いているため、それぞれ思い入れのある作品がありそう。そこで今回は20~40代の男女100人に「いちばん好きな劇場版『名探偵コナン』」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第6位(4.0%)は、『11人目のストライカー』『業火の向日葵』『純黒の悪夢』『紺青の拳』『ハロウィンの花嫁』が同率でランクイン。

『11人目のストライカー』は、2012年に公開されたシリーズの16作目。サッカースタジアムを狙った連続爆破事件にコナンが立ち向かう姿を描いたストーリーで、Jリーグ20周年記念プロジェクトとしてJリーグとコラボし、三浦知良、遠藤保仁ら当時の現役Jリーガーが本人役でゲスト出演したことも話題だった。

「サッカーが好きだから」(25歳/女性/会社員)

「サッカー選手が出てくるのが面白かった」(31歳/女性)

「当時ハマっていたアニメだから」(46歳/男性/パート・アルバイト)

『業火の向日葵』は、2015年に公開されたシリーズの19作目。歴史的名画であるゴッホの「ひまわり」を巡る謎にコナンが挑み、人気キャラクターの怪盗キッドが活躍する作品としても知られる。

「怪盗キッドが出ていたから」(47歳/女性/パート・アルバイト)

「推理が良かった」(48歳/男性)

「キッドが好きだから」(35歳/女性/会社員)

『純黒の悪夢』は、シリーズの20作目にあたる映画で、公開は2016年。コナンの宿敵「黒ずくめの組織」との全面対決を描き、黒ずくめの組織の一員である謎の女性・キュラソーを中心に物語が展開した。ゲスト声優として、キュラソーの声を天海祐希が務めたことも話題になった。

「展開が早くて面白かった」(47歳/女性/主婦)

「ストーリーが良かった」(33歳/女性/会社員)

「歩美ちゃんの純真さが良かった」(40歳/女性)

『紺青の拳』は、2019年に公開されたシリーズ23作目。劇場版初の海外編となり、シンガポールが舞台だった。

 メインキャラクターとして最強の空手家・京極真が登場し、コナン、怪盗キッドとともに三つ巴のバトルが展開された。また2015年公開の『業火の向日葵』以来、4作ぶりに怪盗キッドが登場したことでも注目を集めた。

「謎と伏線がうまく回収されていくのが良い」(49歳/女性/主婦)

「怪盗キッドがかっこいい」(42歳/女性/自由業)

「キッドが活躍するから好き」(34歳/女性/パート・アルバイト)

「海外が舞台で面白かった」(42歳/男性/会社員)

『ハロウィンの花嫁』は、2022年に公開されたシリーズの第25作目。ハロウィンシーズンで賑わう渋谷を舞台に、コナンと降谷零(警察庁警備局警備企画課所属=降谷零、黒ずくめの組織=バーボン、探偵=安室透のトリプルフェイス)らが、警察学校組と因縁を持つ連続爆弾犯や仮装した正体不明の人物と対峙する姿が描かれた。高木渉刑事と佐藤美和子刑事の恋模様も見どころだった。

「安室さんがかっこいい」(46歳/男性/会社員)

「人気キャラがたくさん出てくるから」(49歳/男性)