モデル・女優の西内まりや(31)が5月15日、自身のインスタグラムで突然引退を発表し、世間は驚きに包まれている。

《この度西内まりやは芸能界を引退することとなりました。今年に入ってからSNSの更新も止めていて、お仕事の依頼や応援メッセージにもお応え出来ず、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。5月いっぱいをもって、エージェントとの契約も終了させていただきます。

 理由について詳細は控えさせて頂きますが、今年になって身内があるトラブルを起こしている事が発覚し、その件に私自身は関与してはいないものの、場合によっては大きな問題になり関係各所にご迷惑が及ぶ可能性があると考え、活動を自粛していました》

“身内のトラブル”という不穏な発信をしたまま彼女は芸能界を去ることを決意したわけだが、その芸能人生は波乱万丈といえるものだった──。

 西内は、2007年にファッション雑誌 『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとして活動を開始すると、翌年にはドラマ『正義の味方』(日本テレビ系)で女優デビュー。17年の『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)では“月9”のヒロインも務めた。また、本人の念願叶って歌手デビューも果たし、14年には『日本レコード大賞』の最優秀新人賞に輝いたことも。しかし、その栄光の真っ只中で、所属事務所とのトラブルが公になった。

「17年、西内さんが所属していた『ライジングプロダクション』社内で、彼女が“もう我慢できない!”と、同社社長に平手打ちを見舞ったという“ビンタ騒動”が報じられました。その年に彼女は何度も体調不良を訴え、緊急搬送されていたといいます。​​騒動のあと、西内さんは代理人弁護士を通じて、18年4月以降の契約を更新しない旨の書面を送ったと伝えられました」(スポーツ紙記者)

 18年に独立して活動を再開した西内。21年にはNetflixの『全裸監督 シーズン2』への出演で話題をさらったが、その後、3年以上映像作品への出演はなかった。

「そして24年の年末、縦型ショートドラマプラットフォーム『UniReel』にてドラマ『殺せなかった妻』で俳優・笠松将(32)とのW主演を務めました。しかし、その後、まもなくSNSの更新もストップしてしまったんです。最後のインスタグラムの更新は24年12月28日でした」(前同)