初夏を迎えた日本の竹林で“異変”が生じている。

「竹の一種である『ハチク』が、“120年に一度”といわれる花を日本各地で咲かせているんです。

 竹は花が開くと枯れてしまうことから 、“凶兆”ともいわれている。前回開花した、1908年には、社会主義者を弾圧した赤旗事件が発生。また、イタリアではメッシーナ地震が発生し、8万人以上が死亡する大災害となっています」(全国紙国際部記者)

 こうした“竹の花の呪い”に、国際政治経済学者の浜田和幸氏も警鐘を鳴らす。

「南海トラフ地震や世界情勢が危ぶまれる中、自然からの警鐘だと受け止めるべきでしょう。人類の歴史を振り返ると、欲に駆られた末の戦争で最悪の事態に陥ったことは多々あります」

 そんな中、4月22日にはインドとパキスタン両国が80年にわたり領有権を争うカシミール地方で、観光客26人が死亡するテロが発生。

「核保有国である両国が争うことは由々しき事態。アメリカが間に入って一度は停戦状態になりましたが、現地のメディアは、水面下での双方の攻撃を報じています」(浜田氏=以下同)

 また、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻は、いまだ解決の糸口が見えない。ウクライナに埋蔵するレアアースの確保を狙う“部外者”アメリカの思惑も交じり、泥沼化が進むばかりだ。

「アメリカは中国にレアアースの8割を依存している。戦争に介入することでロシアと中国を抑え、間接的にレアアース利権を掌握したいと考えているはずです」