田中圭(40)との不倫疑惑が世間を騒がせている永野芽郁(25)が主演、大泉洋(52)が準主演の映画『かくかくしかじか』が5月16日公開された。永野は同日夕方に東京・丸の内ピカデリーでの初日舞台挨拶に登壇するが、これは取材陣を入れることなく一般客向けのイベントとなった。
映画『かくかくしかじか』は、『東京タラレバ娘』(講談社)や『偽装不倫』(文藝春秋)などの作品で知られる大人気漫画家の東村アキコ氏(49)の自伝エッセイ漫画が原作で、主人公と恩師との9年間にわたる絆を描いた物語。
永野は漫画家になる夢を持つ主人公・明子(東村氏)、大泉が彼女の恩師のスパルタ絵画教師・日高先生を演じる。
そんな話題作に主演する永野だが、田中との不倫疑惑が4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、世間を大いにざわつかせている。両者は24年9月頃から交際関係に発展したとされ、同誌では2人の親密なツーショット写真などが掲載された。
双方の事務所は疑惑を否定していたが、5月8日発売の『週刊文春』では、永野と田中のLINEのやり取りとされる内容が掲載された不倫疑惑の第2弾が報道。両事務所は「そのようなやり取りはしていない」と回答しているが、世間からは《無理がある》などと厳しい声が寄せられている。
騒動の影響は日に日に増しており、15日時点で永野が広告キャラクターを務めていた「アイシティ」、「JCBデビット」、「サンスター Ora2」、「サントリー」、「三菱重工」、「モスバーガー」、「NTTコミュニケーションズ」、ヘアケアブランド「いち髪」(クラシエ)の8社は公式サイトでの永野の画像や、CM動画を削除する措置を取っている。
渦中にいる永野だが、15日に映画『かくかくしかじか』の公式Xに投稿されたカウントダウン動画では《大泉洋が永野芽郁と全く目合わさないあたりがキツいよなー》などと指摘されたり、初日舞台挨拶が“取材NG”という異例の対応がとられていることにも《何のための舞台挨拶?》など批判の声が多い。ワイドショー関係者は言う。
「舞台挨拶に取材陣を入れないというのは、永野さんサイドから要請があったわけではなく、映画『かくかくしかじか』サイドの考えだといいますね。この状況で永野さんが取材に対応したらメディアで取り上げられるのは田中さんとの不倫疑惑の話題ばかりになってしまう。それを懸念しての措置だと聞こえてきています。
やむを得ない対応ではあったのでしょうが、同作には“イジり”の達人である大泉さんが出演しているわけですから、永野さんは“ガス抜き”の機会を喪失したとも言えるのかもしれませんね」
大泉は、共演者を相手にボヤいたり、クレームを入れたり、逆にイジられたりと、トークイベントでのコメントが抜群にうまいことで知られる。
永野の不倫疑惑が勃発する前、4月15日に東京・宝仙学園高等学校で行なわれた『かくかくしかじか』の高校プレミアでは、大泉が「学生(高校)時代、朝ドラに出ていて……」と、永野が高校時代にNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18年前期)で主演を務めたことにちなんだ嘘をつき、永野に「旅してませんでした?」と、大泉の代表番組の1つである北海道ローカル番組『水曜どうでしょう?』(北海道テレビ)をネタにされる、というやり取りもあった。