■冷蔵保管しないとどうなるのか
日本緑茶センターの担当者によれば、「開封後に常温で置いた状態では、岩塩とハーブ(6種)のみのシンプルな原材料ゆえハーブの香りが特段高くなり、虫が引き寄せられて外からボトルに入ってしまう場合がある」とのこと。ただし同商品は昨年そのパッケージをリニューアルしており、回転式のフタから新ボトルではワンタッチのキャップに生まれ変わり、使いやすく、密閉性もより高くなったという。
「ワンタッチになることでフタの閉め忘れも防ぎやすくなり、結果として虫害を予防しやすくなったとご認識いただければと存じます」(担当者、以下同)
ようするに「密閉」が重要だということだが、それでは、クレイジーソルトが「要冷蔵」である理由は何か。
「ハーブの風味など、商品の劣化を防ぐためです。岩塩のみの『クレイジー岩塩』は常温保管が可能ですが、それ以外のクレイジーソルトシリーズ(『クレイジーソルト』『クレイジーペッパー』『クレイジーレモン』『クレイジーガーリック』『クレイジーバジル』『クレイジーライム』)はハーブとスパイスがブレンドされているため、冷蔵保管をお願いしております」
開封後常温で置きっぱなしにしてしまい、途中で冷蔵保管に切り替えることに問題はないのか。
「(常温保存で)急速に傷む商品ではありませんが、お客様によってご使用環境等が異なるため、明確に言い切るのが難しい部分もあります。そのため、味や香りをご確認いただいたうえでのご判断をお願いしております。
もし、中身が固まった程度であれば冷蔵庫で保管し、引き続き使っていただけます。味や香りに何か異変がある場合は、中身は燃えるゴミとして処分してください。容器はプラスチック、ラベルは紙のため、各自治体のルールに従ってお捨てください」
絶妙なブレンドで配合されたハーブやスパイスが魅力の『クレイジーソルト』。そのおいしい風味を長く楽しむためには、開封後は「要冷蔵」だと覚えておきたい。