■ドラマ監督も「本当に撮りやすい!」と絶賛
そんな、プロとしての姿勢が疑われるようなエピソードが聞こえてくる田中だが――前出の民放キー局関係者は「ただ田中さんにはひとつ、昔からドラマ界で絶賛されていることがあるんです」と言い、こう続ける。
「田中さんは、どんなに二日酔いのような状態でも、セリフだけは完璧に入れてくるんです。いざ撮影が始まると、とてもスムーズに、滞りなく芝居をしてくれるんですよね」
田中のセリフ覚えについては、共演者からの評価も高い。3月23日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、門脇麦(32)が田中とドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系/23年1月期)での共演を振り返り、「圭さんは、本当に噛まないイメージ」「噛んでる姿、一回も(見たことない)。指揮者(の役)で、いろんなこと説明するじゃないですか、音楽用語とか」と称賛していた。
さらに、堤幸彦監督も2021年9月に行なわれたHuluオリジナルドラマ『死神さん』配信記念イベントにて、「田中圭はロボットです。どんなに長いセリフも完璧に覚えてくる。本当に撮りやすい!」と、絶賛していたことがある。
また田中は現在、主演舞台『陽気な幽霊』に出演中だが、これまでも年に1、2本のペースで舞台俳優として活動している。生の舞台はドラマ以上に「やり直し」がきかないが、それでも起用され続けているということからは、制作陣の田中への信頼がうかがえる。
「もちろん、プロの俳優としてセリフを覚えるのは当然ですし、二日酔いのような状態で現場入りすること自体がいかがなものかというところではありますが、ここまでお酒での醜聞が多いのに干されないというのは、やはりしっかりとした実力があるからですよね。ただ、さすがに、今回の永野さんとの不倫疑惑はかなり厳しいと思われますが……」(同)
舞台『陽気な幽霊』の千秋楽は6月15日の福岡・福岡市民ホール公演。それから先、田中の仕事はどうなっていくのか――。