中森明菜のトリビュート・アルバム『明響』が、デビュー43周年記念日の5月1日にリリースされた。同アルバムは13人のアーティストによる全13曲が収録され、若い世代を中心に人気が高いAdoも参加、『十戒(1984)』をカバーしており、ネットでは《リスペクトをとても感じる》《本当に明菜かと思った》《最高すぎ》など、称賛の声が相次いだ。

 中森といえば、1980年代に数多くのヒット曲を送り出したレジェンド歌手で、今でも多くのファンがいることでも知られる。今回はリアルタイム世代の40~50代男女100人に1980年代に発売されたシングルA面曲の中から「中森明菜のいちばん好きな曲」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位(3.0%)は、『十戒(1984)』『TATTOO』が同率でランクイン。

『十戒(1984)』は、9枚目のシングルとして1984年にリリース。冒頭でも触れたように、トリビュート・アルバム『明響』でAdoがカバーしたことも話題だ。

 硬派なロックサウンドと強い女性を描いた歌詞が特徴で、売上枚数60万枚を超えるヒットを記録している。

「少女から大人に変わった明菜がいちばん感じられる曲だから」(53歳/男性/会社員)

「歌のメロディも振付もかっこいい」(51歳/女性/会社員)

「アイドルとアーティストの間くらいの聞きやすい曲」(55歳/男性/自営業)

『TATTOO』は、1988年に発売された21枚目のシングル。中森は当時、ボディコンのミニスカ衣装で歌唱し、強烈なインパクトを残した。昨年に、同曲を香取慎吾とコラボレーションしたことも話題になった。

「ノリが良い曲だから」(57歳/男性/会社員)

「曲調が好き」(56歳/女性/主婦)

 第8位(4.0%)は、『ミ・アモーレ〔Meu amor é…〕』。

『ミ・アモーレ〔Meu amor é…〕』は、1985年に発売された11枚目のシングル。情熱的な歌詞とラテン音楽をベースとしたサウンドが際立った楽曲で、ロングヒット。1985年の日本レコード大賞を受賞した。

「曲調が好きだし、気分が盛り上がる」(52歳/男性/会社員)

「色っぽさが感じられる」(49歳/女性/会社員)

「繊細さと壮大さが心地良い」(55歳/女性)

「歌詞が素敵」(50歳/女性/主婦)