多部未華子(36)主演の火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系/毎週よる10時)の第8話が、5月20日に放送される。TVerのお気に入り登録数は100万を超え、13日放送の第7話には「見るのが苦しい」という声があがる一方、視聴者の支持は広がっている。
同ドラマは、朱野帰子氏のお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)が原作で、専業主婦・村上詩穂(多部)が、異なる立場や考え方を持つ“対岸にいる人たち”との交流を通して、家事という終わりなき仕事を描く。育児だけでなく、年老いた親の介護など、リアルな家族の問題にも踏み込んできている。
第7話は、坂上(田中美佐子/65)の家を訪ねた詩穂は、調味料棚に未開封のしょうゆボトルが何本も並んでいることに違和感を覚える。そんな矢先、詩穂は中谷(ディーン・フジオカ/44)と立ち寄ったスーパーで、坂上が万引きの疑惑をかけられている場面に遭遇。声を荒らげて否定する坂上を心配した詩穂たちは、坂上を家まで送り届けることに。
同じ話を繰り返し、短時間で感情の浮き沈みが激しい坂上に詩穂たちが困惑していると、彼女の一人娘・里美(美村里江/40)が訪ねてくる。中谷は坂上の症状から認知症を疑い、病院へ連れていくべきだと提案。他人に介入されることを嫌がる里美は、もう家には来ないでほしいと言うが、詩穂はかたくなに拒否し……という展開。
X上では、《テンポ良くわりと明るい雰囲気だけど、実は暗い内容でグサグサ心に来る。今回は昔と現在の両方思いだしてツラかったな。でも光があるのよね》《専業主婦もワーママも、どちらも自分とは縁遠くて、でも社会の一員として、このドラマを観てきたけれど、今回は認知症とか出て来て、急に他人事ではなくなってきた。どこまで話題を拡げるのかな》などと、今回も共感の声が多い。