■岩橋玄樹も絡んでくる? キンプリ脱退後の3人の“未来”

「一方で、平野さんたちは“韓国の芸能事務所に移籍する可能性がある”と同記事で報じられています。

 韓国の事務所というのは、BTSENHYPENジャスティン・ビーバーさん(29)、アリアナ・グランデさん(29)など、世界的アーティストが所属する韓国の大手芸能プロダクション『HYBE』のことではないか、と考えられています。日本からも、2022年12月に女優の平手友梨奈さん(21)が移籍していますからね」(前出の女性誌編集者)

『HYBE JAPAN』のCEOであるハン・ヒョンロック氏は2022年8月31日放送の『クローズアップ現代』(NHK)で、

「日本はアメリカに次いで2番目の市場であり、昔からアイドル産業に対して非常に成熟した環境を持っている」

 と話している。

「加えて、韓国は徴兵制度があるため、BTSのメンバーでさえも満20歳〜満28歳までに入隊し、約2年間は兵役に就かなければいけない。こうした事情があるだけに、日本人タレントは『HYBE』サイドにとっても需要があると考えられます。

 ただ、HYBEはユニバーサルミュージックグループ(UMG)と、アメリカを拠点とするガールズグループを立ち上げる計画を2021年11月に発表しています。つまり両社は極めて近い関係にあり、ユニバーサルミュージックはキンプリが契約をしているレコード会社でもある。

 3人の脱退は円満退所とは言い難く、ユニバーサルミュージックがジャニーズを差し置いて平野さんたちと再び手を取り合って仕事をする、というのは常識的に考えづらい。それを考えると、HYBEに移籍というのも微妙な感じですよね……」(前同)

 芸能プロ関係者は話す。

「そんな中ひとつ言われているのが、元キンプリメンバーの岩橋玄樹さん(26)と再び手を組む可能性ですよね。岩橋さんはキンプリを辞めた今でも、神宮寺さんを始め、メンバーと非常に良い関係ですからね。

 そんな彼について言われていたのは、彼が先にアメリカの事務所と契約して、その後、キンプリを辞める3人を“橋渡し”する可能性でした。それで当初、岩橋さんはウィル・スミスの親族が経営する『W社』と契約するものと見られていた。しかし、3月18日、自身のSNSで発表したように、彼は、ロサンゼルスに本拠地を置く『Three Six Zero』とエージェント契約を交わした。そして同事務所には、ウィル・スミス本人が所属しているんですよね。

 当初からささやかれていた話とほぼ合致する展開。平野さん、岸さん、神宮寺さんの“5月23日以降”が動き出したのかもしれませんね……」

 ただ、さまざまな話が飛び交うなかで、3人は“キンプリ後”のことをいっさい話していない。

「3人は、キンプリを離れるまでは、未来のことは絶対に話さない、と心に誓っていると聞こえてきています。それはもちろんファン、そして残る永瀬さんと高橋さんの心をかき乱したくない、傷つけたくないと思ってのことだといいますね。

 ただ、昨年11月の脱退報告で同じく海外進出について口にし、何かとシンクロ現象も多い岸さんと平野さんは、脱退、そして退所後、やはり合流し、共闘していくのでは、という見方は強いですね」(前同)

 キンプリを抜けた後も、やはり“きしひらコンビ”は継続、となるのだろうか――。